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シカソ : ウィキペディア日本語版
シカソ
シカソ(Sikasso)は、マリ共和国の都市。マリ最南部に位置し、シカソ州の州都である。人口130,700人(2007年)。近年の人口増加により、セグーを抜いてマリ第2の都市となった。

== 経済 ==
シカソは首都バマコの375km南東に位置し、100km南にコートジボワールとの国境が、45km東にブルキナファソとの国境がある。シカソはギニア湾沿岸諸国、特にコートジボワールと、内陸国であるマリ及びブルキナファソとの道路の接点であり、交通の要衝である。特にマリ連邦崩壊後、それまでの主な輸出ルートであったセネガルダカール港へのルートを失ったマリは、新たな輸出ルートをシカソを経由してコートジボワールのアビジャン港へと向かうルートに求めた。そのため、シカソはマリの輸出入を一手に担うこととなり、交易都市として栄えることとなった。また、シカソはマリ最南部に位置し、マリでは最も降水量が多く農耕に適した気候条件を持っているため、綿花などマリの輸出作物の集散地ともなっている。
果物や野菜、茶などの栽培も盛んである。
シカソの観光資源としては、大きな市場やティエバ・トラオレの遺跡、近郊のミシリコロ洞窟などがある。毎年6月にはトライアングル・デュ・バラフォンと呼ばれるバラフォン(伝統的なマリの楽器)の祭りが行われる。
シカソの住民はバンバラ人、セヌフォ人、ボボ人、ミニアンカ人などが多い。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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