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敷島製パン株式会社(しきしませいパン、〔公式サイト下部のコピーライト表記より。〕)は、愛知県名古屋市東区に本社を置く製パン会社。日本国内製パン業界第2位のシェアを占める。 == 概要 == 「Pasco(パスコ)」(Pan Shikishima Company)のブランド名で知られる。かつては「Pasco」ブランドの使用は東日本地区のみで、中部地方以西では旧来の「シキシマ」ブランド〔ロゴマークの総称として「桜のマークのシキシマパン」と呼ばれていたことがある。後に「Pascoシキシマ」と併記されるようになった。〕を使用していたが、2003年(平成15年)に「Pasco」へ統一している。これらは第二の創業と位置付けている。コーポレートカラーもグリーンに統一した。大手のパスコとは無関係。発祥は製粉所で、第一次世界大戦のドイツ捕虜収容所(名古屋俘虜収容所)の捕虜(ドイツ兵)の指導をきっかけにパンづくりに取り組み、第一次世界大戦終結後、敷島製パンが発足する際に元捕虜のハインリヒ・フロインドリーブを技師長として招聘するなど、ドイツ流製法から発展している〔「チンタオ・ドイツ兵俘虜研究会」 メール会報 - 0370号「桜パンの話」を参照。〕。 食パンで大きなシェアを持ち、1998年(平成10年)関西地方限定で発売した「超熟食パン」がヒット商品となり、全国発売として以来、食パンのトップブランドとなった。これは従来から効果が知られていたが量産化が難しく使われることが無かった湯種製法を用いており、この量産化製法特許を持つことで他社に先駆けて製品化することが出来た(2000年(平成12年)に奥本製粉が奥本式湯種の特許を取得した事によって、独占は崩れた)。 売上構成はパン類(菓子パン含む)76%、菓子類13%、その他11%となっている(2005年(平成17年)8月現在)。子会社のレアールパスコベーカリーズがフランスの有名高級ベーカリーカフェ「PAUL」ブランドで日本国内20店を展開している(2014年(平成26年)1月現在)。またフォションブランドもレアールパスコベーカリーズが日本国内24店舗を展開している(2014年(平成26年)1月現在)。 創業にはミツカンも出資したが、盛田家の同族企業である。ソニー創業者の盛田昭夫や造り酒屋の盛田株式会社で有名な盛田家の分家筋の盛田善平が創業家にあたる。現在の代表取締役社長である盛田淳夫は、創業者・盛田善平の曾孫であり、また、安倍晋三首相とは成蹊大学アーチェリー部の同窓である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「敷島製パン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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