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shikimic acid pathway =========================== ・ 酸 : [さん] 【名詞】 1. acid ・ 経 : [けい, たていと] (n) (weaving) warp ・ 経路 : [けいろ] 【名詞】 1. course 2. route 3. channel 4. path ・ 路 : [ろ] 【名詞】 1. road 2. street 3. path
シキミ酸経路(shikimic acid pathway)は芳香族アミノ酸(チロシン、フェニルアラニン及びトリプトファン)の生合成反応経路。 間接的にフラボノイドやアルカロイド(モルヒネ(チロシン由来)、キニーネ(トリプトファン由来)等)などの生合成にも必要。微生物や植物の大半は有しているが動物には見られない。 出発反応は解糖系のホスホエノールピルビン酸とペントースリン酸経路のエリトロース 4-リン酸の縮合反応で始まる。反応はコリスミ酸で各アミノ酸への反応に分岐するので、ここまでをシキミ酸経路としている場合もある。 == シキミ酸経路の反応 == シキミ酸経路の反応は以下の通りである。 : : : # ホスホエノールピルビン酸 + エリトロース 4-リン酸 → 7-ホスホ-2-デヒドロ-3-デオキシアラビノヘプトン酸 + リン酸 # 7-ホスホ-2-デヒドロ-3-デオキシアラビノヘプトン酸 + NADH → 3-デヒドロキナ酸 + リン酸 + NAD+ # 3-デヒドロキナ酸 → 3-デヒドロシキミ酸 + H2O # 3-デヒドロシキミ酸 + NADPH → シキミ酸 + NADP+ # シキミ酸 + ATP → 3-ホスホシキミ酸 + ADP # 3-ホスホシキミ酸 + ホスホエノールピルビン酸 → 3-ホスホ-5-エノイルピルビルシキミ酸 + リン酸 # 3-ホスホ-5-エノイルピルビルシキミ酸 → コリスミ酸 + リン酸 # コリスミ酸 → プレフェン酸 これらの反応は全て以下の一連の酵素群により触媒されておこる。 # 7-ホスホ-2-デヒドロ-3-デオキシアラビノヘプトン酸アルドラーゼ →EC番号 # 3-デヒドロキナ酸シンターゼ(EC 4.6.1.3) # 3-デヒドロキナ酸デヒドラターゼ(EC 4.2.1.10) # シキミ酸デヒドロゲナーゼ(EC 1.1.1.25) # シキミ酸キナーゼ(EC 2.7.1.71) # 3-ホスホシキミ酸1-カルボキシビニルトランスフェラーゼ(5-エノールピルビルシキミ酸-3-リン酸シンターゼ、EC 2.5.1.19) # コリスミ酸シンターゼ(EC 4.6.1.4) # コリスミ酸ムターゼ(EC 5.4.99.5) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シキミ酸経路」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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