翻訳と辞書
Words near each other
・ シキュオーン
・ シキョン
・ シキラブ
・ シキリア
・ シキリア属州
・ シキーニャ・ゴンザーガ
・ シギ
・ シギ (歌手)
・ シギアブ
・ シギアブ科
シギウナギ
・ シギウナギ科
・ シギサワカヤ
・ シギショアラ
・ シギショアラ歴史地区
・ シギスムント
・ シギスムント (スウェーデン王)
・ シギスムント・ストヨフスキ
・ シギスムンド
・ シギスワルド・クイケン


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

シギウナギ : ウィキペディア日本語版
シギウナギ

シギウナギ(鴫鰻、学名:''Nemichthys scolopaceus'')はウナギ目シギウナギ科に属する魚類の一種。水深300-2,000mの中層で漂泳生活を送る深海魚である〔『日本の海水魚』 p.90〕。名前の由来は、シギのように細長く伸びた上下のから。
== 特徴 ==
シギウナギは海底から離れて生活する遊泳性深海魚の1種で、世界中の温暖な海の深海に広く分布する。あまり積極的に泳ぐことはなく、頭を上あるいは下に向けた状態で中層を漂って暮らし、細長い顎を使ってエビなどの甲殻類を捕食する〔『深海生物ファイル』 pp.104-105〕。
体は著しく細長く、体長1.4m程度にまで成長する〔。雌および未成熟雄の両顎は細長く伸び、上顎の方がやや長い。この顎は互いに外側に反り返り、噛み合わせることはできない。雄は性成熟とともに顎が急速に短縮し、も消失する〔『Fishes of the World 4th edition』 p.122〕。肛門は胸鰭のすぐ下にある。背鰭と臀鰭の基底は非常に長く、胸鰭のすぐ後ろから体の後端に達する〔『深海魚 暗黒街のモンスターたち』 p.86〕。をもたず、側線は3本でよく発達している。
脊椎骨の数は非常に多く、750を超える(同じシギウナギ科に属する他の2属は170-220個)〔。ウナギ目の他の仲間と同様に、成長過程においてレプトケファルスと呼ばれる幼生期を過ごす。

File:シギウナギ(鴫鰻、Atlantic snipe eel, Slender snipe eel) Nemichthys scolopaceus.jpg|全身。標本。
File:シギウナギ(鴫鰻、tlantic snipe eel, slender snipe eel) Nemichthys scolopaceus 2.jpg|頭部。標本。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「シギウナギ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.