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シクロチド
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シクロチド
シクロチド (Cyclotides) は、植物に含まれる環状ペプチドの一群である。28-37アミノ酸からなり、C末端とN末端が結合して環状となっていることが特徴である。また、分子内に3つのジスルフィド結合を持つ。これらの特徴はまとめて環状シスチンノット (CCK) モチーフと呼ばれる(図1)。現在までに100種を超えるシクロチドが単離されており、特にアカネ科・スミレ科・ウリ科に特徴的である。近年ではマメ科からも発見されている。 == 発見 ==
1960年代のコンゴ共和国への赤十字派遣において、ノルウェーの医師 Lorents Gran が、現地で陣痛促進剤としてアカネ科の から抽出した茶が用いられていることを報告した。この茶の現地名 ''kalata-kalata'' に由来して、この活性成分にはカラタB1という名が付けられた。ラットを用いたin vivo研究によって、このペプチドの子宮収縮作用は確認されたが、その後20年間、このペプチドが環状シスチンノット構造を持つことは明らかにならなかった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シクロチド」の詳細全文を読む
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