翻訳と辞書
Words near each other
・ シクロノナデカン
・ シクロノナン
・ シクロノネン
・ シクロパミン
・ シクロパラフィン
・ シクロフ
・ シクロファン
・ シクロフォスファミド
・ シクロフスキー
・ シクロブタジエン
シクロブタン
・ シクロブタンテトロン
・ シクロブチン
・ シクロブテン
・ シクロプロパトリエン
・ シクロプロパベンゼン
・ シクロプロパン
・ シクロプロパントリオン
・ シクロプロペニリウムイオン
・ シクロプロペニルカチオン


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

シクロブタン : ミニ英和和英辞書
シクロブタン
cyclobutane
===========================
シクロブタン : ウィキペディア日本語版
シクロブタン

シクロブタン (cyclobutane) は、分子式 C4H8分子量 56.11 のシクロアルカンである。別名、テトラメチレン (tetramethylene)。融点 −80℃、沸点 13℃、CAS登録番号は 287-23-9。常温で無色の可燃性気体で、エタノールアセトンに可溶、に不溶である。
== 構造 ==
構造式では正方形で書かれるシクロブタンであるが、実際には4つの炭素原子は同一平面上に無く、約25°の角度で折れ曲がった構造を取る。そのため炭素骨格の配置はほぼ 80° である。しかし、シクロブタンは曲がった結合〔''Bent Bonds in Organic Compounds'' Kenneth B. Wiberg Acc. Chem. Res.; 1996; 29(5) pp 229 - 234; (Article) 〕を形成することで結合角はほぼ 109°となり、通常のシクロアルカンの結合と同様である。そのためにシクロプロパンとは異なり無置換のシクロブタンは環開裂反応を起こしにくい〔小川 桂一郎、「シクロブタン」、『世界大百科事典』、CD-ROM版、平凡社、1999年〕。
前述のように 1,3-ジブロモプロパンとマロン酸ジエステルとの環化反応をもちいて合成することができる。あるいはシクロプロパン誘導体が光条件下、 環状付加反応によって合成される場合もある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「シクロブタン」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.