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シクロヘプタジエン(英語、cycloheptadiene)とは、七員環の中に2箇所のC=C二重結合を含む、環状の炭化水素の1種である。分子式はC7H10であり、分子量は94.2である。二重結合の位置によって、1,3-シクロヘプタジエンと、1,4-シクロヘプタジエンの構造異性体が存在する。 == 備考 == 参考までに、0℃の水を標準物質とした、0℃における1,3-シクロヘプタジエンの比重は0.8929 〔 化学大辞典編集委員会 編集 『化学大辞典 (縮刷版) 4』 p.210(左上部) 共立出版 1963年10月15日発行 ISBN 4-320-04018-X 〕 。 1,3-シクロヘプタジエンの特筆すべき性質としては、空気中の酸素の影響で樹脂状に変化することが挙げられる 〔 化学大辞典編集委員会 編集 『化学大辞典 (縮刷版) 4』 p.210(左上部) 共立出版 1963年10月15日発行 ISBN 4-320-04018-X 〕 。 なお、1,3-シクロヘプタジエンをシクロヘプタンにするためには、ニッケルを触媒として180℃で還元すれば良い 〔 化学大辞典編集委員会 編集 『化学大辞典 (縮刷版) 4』 p.210(左上部) 共立出版 1963年10月15日発行 ISBN 4-320-04018-X 〕 。 ちなみに、1,3-シクロヘプタジエンのCAS登録番号は4054-38-0 〔 1,3-シクロヘプタジエン 〕 、 1,4-シクロヘプタジエンのCAS登録番号は7161-35-5である 〔 1,4-シクロヘプタジエン 〕 。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シクロヘプタジエン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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