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シグマプロジェクト : よみがなを同じくする語

Σプロジェクト
シグマプロジェクト : ミニ英和和英辞書
シグマプロジェクト[しぐまぷろじぇくと]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


シグマプロジェクト ( リダイレクト:Σプロジェクト ) : ウィキペディア日本語版
Σプロジェクト[しぐまぷろじぇくと]
Σプロジェクト(シグマプロジェクト)は、1985年に始まった日本の国家プロジェクトΣ計画(シグマけいかく)とも呼ばれる。
1985年当時、1990年に25万人、2000年には97万人と推測されていたソフトウェア技術者の不足に対応するため、通商産業省(現在の経済産業省)が立案し、その外郭団体の情報処理振興事業協会 (IPA) が推進役となった。
このプロジェクトは、1980年代初めに同じく国家プロジェクトとして通産省が推進したVLSI計画の成功を背景に、ソフトウェア開発のネットワークを構築し生産性向上を目指したものであった。しかし、技術的進化を見誤った上に開発の目標がハードウェアの方に偏っていたことなど、ソフトウェア産業ばかりか情報産業全体の趨勢(すうせい)からかけ離れてしまった。5年後の1990年4月にコンピューターメーカーやソフト会社50社が資本金22億3000万円を出資し事業会社「シグマシステム」を設立したが、1991年3月にはUNIXの国際標準化団体であるX/OpenUNIX International (UI)、Open Software Foundation (OSF) との共通仕様に合意し独自路線を放棄、その後も1992年3月には独自の計算機センター閉鎖、1995年には会社も解散とじり貧に陥ってしまった。
最終的に250億円(日本経済新聞1992年6月10日朝刊では218億円となっている)の国家予算をつぎ込んだといわれているが、失敗プロジェクトとなってしまった。
==関連項目==

*ソフトウェアクライシス
*第五世代コンピュータ

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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