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シケイダ ( リダイレクト:ヴァンツァー ) : ウィキペディア日本語版
ヴァンツァー

ヴァンツァーヴァンダー・パンツァーWander Panzer、英字略WAP)は 、スクウェア・エニックスコンピュータゲームフロントミッション』シリーズに登場する架空の機動兵器の名称。
== 歴史 ==
2020年、E.C.ドイツ連邦共和国ヴァレンシュタイン大学のミハイル・ランドルト教授が発明したアクチュエーターが全ての始まりである。化学反応によって硬軟化する特殊素材を応用した可動調整装置は各方面で大きな反響を呼ぶ。
WAP自体の歴史は2025年、ランドルト教授に資金援助をしていたシュネッケ社が開発した試作機、WAW(ヴァンダー・ヴァーゲン、Wander Wagen)に端を発する。ただし、性能は従来のものより低く、資金面から開発は難航した。翌年には地雷処理用作業車両開発を依頼されていたディアブルアビオニクス社がWAW技術という点からシュネッケに協力を依頼し、了解を得たため、資金援助を開始する。これに対し、取り残されることを恐れたO.C.U.側もリードを取りたいとして、開発参加を表明し、ジェイドメタル社、詳細は不明だが、次いでE.C.イギリスのセンダー社が参入している。
翌年、2027年にパロット(独語ではパパガイ、意は「オウム」)と命名された試作機が完成。過剰と言えるほどの性能を示す。反面、後述の問題により、機体が非常に高価なものになってしまい、開発は停滞する。
開発当初はアクチュエーターと機体制御を行うCOMの搭載による高額な機体価格が問題視されたが、2029年にディアブルアビオニクス社が提示したMULS規格により問題は解消される。シュネッケとディアブルアビオニクスは現在の規格を戦闘用WAW専用とすることを決め、2040年参入各社との協力のもと、MULS-P(Multi Unit Link System-Panzer)規格を開発。従来の規格との互換性を保ちつつ、機体サイズを25%大型化、出力も40%向上した。また軍事利用に対応するために両肩と背中に兵装用ハードポイントを設け、両手に武器が携行できるようCOMの規格も変更された。MULS-P規格の機体には従来のWAWとの区別のためにヴァンダー・パンツァーの名称が与えられた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヴァンツァー」の詳細全文を読む




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