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シシュパーラ : ミニ英和和英辞書
シシュパーラ[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

シシュパーラ : ウィキペディア日本語版
シシュパーラ[ちょうおん]

シシュパーラŚiŚupāla, )は、インド叙事詩マハーバーラタ』の登場人物。チェーディ国の王ダマゴーシャとヴァスデーヴァの妹シュルタデーヴァーの子。強大なマガダ国ジャラーサンダの協力者。ヴィダルヴァ国王ビーシュマカの娘ルクミニーと婚約していたが、結婚式当日にクリシュナによって略奪された。また後にクリシュナに殺された。後世の詩人マーガはシシュパーラの死を題材に、叙事詩『シシュパーラ・ヴァダ』(シシュパーラの殺戮)を書いた。
== マハーバーラタ ==

===誕生===
シシュパーラは生まれたとき3つの眼と4本の腕を持っていた。両親は不気味な赤子を見て捨てようとした。すると姿無き声が「この子供は将来強大な力を有する王になる。この子供はまだ死ぬ時ではない。しかし彼を殺す者はすでに生まれている。その者が子供を膝に置いたときに余分な腕が落ち、また子供がその者を見たときに第3の眼が消えるであろう」と述べた。この不思議な話は噂になり、諸国のクシャトリヤたちがやって来て、シシュパーラを膝の上に置いてみた。しかし何も起こらなかった。あるときクリシュナが叔母にあたるシュルタデーヴァー妃を訪ねてきた。シュルタデーヴァーは喜んでクリシュナの膝にシシュパーラーを置いた。するとシシュパーラの余分な腕が落ち、第3の眼が消えた。妃は驚いてクリシュナにシシュパーラがどんな罪を犯しても許してやって欲しいと懇願した。クリシュナは百までならシシュパーラの罪を我慢すると約束した。
成長したシシュパーラはクリシュナの約束をいいことに悪行を重ねた。シシュパーラはドヴァーラカー市を灰にし、ボージャの王たちを殺したり、あるいは捕らえたりした。また嫌がるバウルの妻や、ヴィシャーラーの王女バドラーを奪った。こうした行いをクリシュナは我慢し続けた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「シシュパーラ」の詳細全文を読む




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