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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
シシュパーラ(ŚiŚupāla, )は、インドの叙事詩『マハーバーラタ』の登場人物。チェーディ国の王ダマゴーシャとヴァスデーヴァの妹シュルタデーヴァーの子。強大なマガダ国王ジャラーサンダの協力者。ヴィダルヴァ国王ビーシュマカの娘ルクミニーと婚約していたが、結婚式当日にクリシュナによって略奪された。また後にクリシュナに殺された。後世の詩人マーガはシシュパーラの死を題材に、叙事詩『シシュパーラ・ヴァダ』(シシュパーラの殺戮)を書いた。 == マハーバーラタ == ===誕生=== シシュパーラは生まれたとき3つの眼と4本の腕を持っていた。両親は不気味な赤子を見て捨てようとした。すると姿無き声が「この子供は将来強大な力を有する王になる。この子供はまだ死ぬ時ではない。しかし彼を殺す者はすでに生まれている。その者が子供を膝に置いたときに余分な腕が落ち、また子供がその者を見たときに第3の眼が消えるであろう」と述べた。この不思議な話は噂になり、諸国のクシャトリヤたちがやって来て、シシュパーラを膝の上に置いてみた。しかし何も起こらなかった。あるときクリシュナが叔母にあたるシュルタデーヴァー妃を訪ねてきた。シュルタデーヴァーは喜んでクリシュナの膝にシシュパーラーを置いた。するとシシュパーラの余分な腕が落ち、第3の眼が消えた。妃は驚いてクリシュナにシシュパーラがどんな罪を犯しても許してやって欲しいと懇願した。クリシュナは百までならシシュパーラの罪を我慢すると約束した。 成長したシシュパーラはクリシュナの約束をいいことに悪行を重ねた。シシュパーラはドヴァーラカー市を灰にし、ボージャの王たちを殺したり、あるいは捕らえたりした。また嫌がるバウルの妻や、ヴィシャーラーの王女バドラーを奪った。こうした行いをクリシュナは我慢し続けた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シシュパーラ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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