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シシリー・ソンダース : ミニ英和和英辞書
シシリー・ソンダース[だーす]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ダース : [だーす]
 【名詞】 1. dozen 2. (n) dozen

シシリー・ソンダース : ウィキペディア日本語版
シシリー・ソンダース[だーす]
シシリー・ソンダース(、1918年6月22日ロンドン - 2005年7月14日)は、イギリスの優れた医師で、世界各国の数多くの大学と交流を持つ著述家でもある。メリット勲章の受章者(OM)であり、大英帝国勲章デーム・コマンダー(DBE)のデーム爵位を有する。そのため、正しくはデーム・シシリー・ソンダース()と呼ばれる。彼女はホスピス運動の誕生に当たって重要な役割を果たし、また近代医学における緩和医療の重要性を強く強調することでも知られる〔シャーリー・ドゥブレイ著 若林一美訳『シシリー・ソンダース―ホスピス運動の創始者』日本看護協会出版会 1989年 ISBN 978-4818000841〕。シシリー・サンダーズとも。
彼女は、ローディーン、オックスフォード大学のセント・アンカレッジ、聖トマス病院医学校(St Thomas's Hospital Medical School)、そしてナイチンゲール看護学校で教育を受けた。その後、1967年、自ら聖クリストファー病院(St Christopher's Hospice)にホスピス病棟を開設、以来、ここで働いてきた。彼女は、英国内科医師会(Royal College of Physicians)、英国看護協会(Royal College of Nursing)、そしてイングランド王立外科医師会のそれぞれ会員でもある。2005年、聖クリストファーズ・ホスピスで87歳で死去〔。
1950年代までの医療は、モルヒネなどの鎮痛剤を、中毒になりやすく危険であることを理由に、末期患者(特にガンの末期患者)に対して使うことを控える傾向にあったが、サンダーズはそのようなやり方を改め、患者の肉体的な苦痛を改め、精神的・心理的な苦痛を緩和し、安らかに余生を送ってもらえるような緩和ケア(palliative care)を実践した。このような医療は「ホリスティック医学;全人的医療(holistic medicine)」と呼ばれることもある。なお、セント・クリストファー・ホスピスは寄付によって運営されている慈善団体で、入院費用は原則として無料である〔中澤幸夫『話題別英単語 リンガメタリカ』Z会 2006年 ISBN 978-4860663445 248-249頁〕。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「シシリー・ソンダース」の詳細全文を読む




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