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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
システムコマンダーは米国V Communications社現(Avanquest USA社)の開発したブートローダであり、古くからマルチブートローダとして、販売されていた。 日本ではライフボート(同社は法人格が変遷しているが、現ライフボート設立時に、取り扱いは旧法人から現法人へ移っている。)がローカライズを行い長らく販売していた。日本での取り扱い法人が移行した際に、頭にLBと製品名に付記されるようになり、そのラインナップの一部では、シリーズ製品や、他社製品をバンドルしたパッケージもリリースされた。 2010の時点で、Avanquest USAには既にプロダクトの案内が消え、日本語版は現行製品であったが、Windows7への対応や、後継製品は見られず、Windows7以降は、LB ブートマネージャーを利用するように薦めていた。 上記のような開発上の都合もあり、日本では2011年12月9日に販売を終了、2012年3月9日に販売元によるサポートも終了している。 その後、パッケージの破損、傷などがある製品をアウトレットとして、49%引きの値段で販売しているが、サポートが終了しているため、自己責任での利用という注意書きが添えられている。 ==特徴== ブートローダとしての機能としては、所謂チェインローダに該当する。 パーティションのフラグの変更、システムファイルの置換等により、複数のシステムを共存する機能を持ち、パスワードによるHDDや、特定パーティションのロックも可能である。 システムコマンダー2000以降は、Windowsライクなグラフィカルユーザーインターフェイスを搭載し、OSの追加インストール、パーティショニングの補助を行う機能が追加された。 複数のOSをインストールすることを可能にするソフトウェアであるが、実態はブートローダであるため、インストール可能なOSはその本体が対応している事が求められ、ドライバなども用意し、単体でセットアップできるOSのみが共存可能ということになる。また、パーティションテーブルの置換などのトリッキーな実装はされていないため、基本領域の数や、ブート可能なインストール先など、OSや、PC/AT互換機の仕様が持つ制限事項もそのまま受けることになる。 後継製品では削除されてしまったが、パーティションコマンダー8には、テキストベースのOS選択を行える、システムコマンダーのサブセットであるSystemCommander Personalが添付されており、最低限のマルチブートを実現することが可能になっていた。 通常チェーンローダは、HDDにあるパーティションからのブートのみをサポートするが、メニューにはFDDからのブート項目が設定でき、メニューからもOS選択と同様にFDDからのブートが選択できる。 同様に、システムコマンダー8からは、メニューからの光学メディアブートもサポートする他、パーティション操作の機能は、パーティションコマンダー8の機能を包含し、Linux ReiserFS/EXT3パーティションへの対応、NTFSダイナミックディスクから標準NTFSへの変換、FATからNTFSへの変換などがサポートされ、パーティションコマンダーのスーパーセットといえる構成になった。 システムコマンダー7(Plus)と、パーティションコマンダー8をインストールした場合、上位の機能が有効になる形で統合され、ブートローダは、システムコマンダー、パーティション操作は、パーティションコマンダー8の機能となる。 システムコマンダー9では、Windows系のサーバOSのパーティション操作機能が削除され、WindowsVistaに正式対応している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「システムコマンダー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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