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シティ・オブ・ノリッチ : ミニ英和和英辞書
シティ・オブ・ノリッチ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


シティ・オブ・ノリッチ ( リダイレクト:ノリッチ ) : ウィキペディア日本語版
ノリッチ

ノリッチ(Norwich、; IPA , )は、イングランド東部、ノーフォークの州都。人口約13万人(2006年現在)。
慣用的にはノリッチまたはノリッジと表記され〔『コンサイス外国地名事典』ISBN 4385153388〕、またノーリッチノーウィッチと表記されることもある〔アメリカ合衆国コネチカット州の都市の場合は「ノーウィッチ」と発音される。〕。Norwich は古英語で「北の町」(north town)を意味し、英語圏の各地に同名の場所が存在する(:en:Norwich (disambiguation) を参照)。
== 歴史 ==
古くは''Norvic''と呼ばれていた。8世紀頃のマーシアの硬貨やラインラントの陶器の破片が見つかっていることから、すでにその頃には遠方との交易が行われていたものと考えられている。10世紀前半には貨幣の鋳造も行われており、アゼルスタンの治世(924年 - 939年)に鋳造された硬貨には"Norvic"の文字が刻まれている。
その後も、ウェンサム川の水運を利用した交易により、商業の中心として繁栄を続けた。ノルマン・コンクエストの頃には、イングランド有数の都市となっており、ドゥームズデイ・ブックには、およそ25の教会があり、5千人から1万人の人口がいたことが記録されている。なお、ノルマン人の支配下に入った際に、元々別の場所にあったサクソン人の居住地や市場がノリッチ城の西側の区域に移された。その時に移された市場には今もなおたくさんの露店が並び、昔からの賑やかさを保っている。
間もなく司教座もノリッチに移され、1096年ノリッチ大聖堂が建設される。
中世には、羊毛の取引によって得られる利益を利用して多数の教会が建設された。ノリッチには現在もなおたくさんの中世の教会が残っている。取引先は、スカンジナビアからスペインにわたる広範囲に及んでいた。
16世紀17世紀には、フランスのユグノーやベルギーのワロン人など様々なマイノリティが移り住んできた。彼らは、ノリッチの人々の利益となるような技術を持っていたこともあって、比較的抵抗なく地元のコミュニティに溶け込んでいった。こうした人々が来たことにより、ヨーロッパ本土との取引が強化された。ノリッチは16世紀にはイングランドの中でロンドンに次いで2番目に大きな都市となっており、産業革命の頃まで第2位の位置をブリストルと競っていた。
ノリッチは地理的に孤立した位置にあり、ロンドンへ行くよりも船でアムステルダムへ行く方が早いほどであったが、1845年に鉄道が敷かれたことで孤立は解消された。
20世紀初期には、様々な種類の製造業がノリッチの経済を支えるようになった。靴や服、工具のほか、ボールトンポール社による航空機産業も重要な産業となっていた。また、かつてはチョコレート製造も行われていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ノリッチ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Norwich 」があります。




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