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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ ロンド : [ろんど] (n) rondo, (n) rondo
シティ・オブ・ロンドン()は、イングランドのロンドン中心部にある地域であり、周辺の地域とコナベーションを形成している。現代のメトロポリス・ロンドンの起源となる地域で、その区画の範囲は中世以降ほとんど変わっていない。 単にシティ(the City)とも、またその広さが約1マイル四方(厳密には)であることからスクエア・マイル (the Square Mile) とも呼ばれる。これらの語は金融街としての安定したシティの長い歴史とも相まって、しばしばイギリスの金融業界を指す換喩としても用いられる。 現代における“ロンドン”は、シティ・オブ・ロンドンと同様にシティ・オブ・ウェストミンスターなど32の区を抱える、おおよそグレーター・ロンドンの範囲に相当する広範囲のコナベーション地域を指す単語となっている。シティの行政はシティ・オブ・ロンドン自治体 (City of London Corporation) が執行している。これは英国内でも独特の制度であり、シティの区画境界を越えて権限や所有権を有する事項もあるなど、イギリスの地方自治制度としては一般的でない部分も少なからず含まれる。この自治体の首班はロンドン市長 (Lord Mayor of London) であり、ロンドン市長(Mayor of London)よりもはるかに古い歴史があり、これとは別に存在し、役所も離れて置かれている。 シティにはロンドン証券取引所やイングランド銀行、ロイズ本社等が置かれ、19世紀から今日まで続く主要な金融センターとしてニューヨークのウォール街と共に世界経済を先導しているほか、世界でも有数の商業の中心地としてビジネス上の重要な会合の開催地としても機能している。また、銅や錫などの国際相場もここで決められる〔地理用語研究会 編(2004):157ページ〕。他に、シティから東に離れたカナリー・ワーフもロンドンの主要な金融地区である。 シティに居住する人口はおよそ11,700人だが、金融業を中心に約31万6,700人の昼間人口がある。法曹院のインナー・テンプルとミドル・テンプルが置かれている関係で、シティの西部、特にテンプル地区とチャンスリーレーン地区では法曹界が主体となっている。 == 歴史 == 現在の連合王国のローマ人による侵略は、紀元43年頃に始まった。彼らの、現在のシティにおける本来の意図は、テムズ川に橋を掛け、既にあったコルチェスターやセント・アルバンズ、リンカーンなどのローマ人居住区間の行き来を可能にすることであった。この時の橋が1750年までテムズ川唯一の橋であり、現在のロンドン橋である。しかし、イングランド南部の比較的海に近いテムズ川は、川幅も深さも十分にあることから海からの船の乗り入れや、国内の物資の輸送に非常に便利であることがわかり、紀元50年頃に川の北岸に居留地を作り、ロンディニウム (Londinium) と名付ける。以後、商業地区として次第に発展してゆく。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シティ・オブ・ロンドン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 City of London 」があります。 スポンサード リンク
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