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シドネイア (''Sidneyia'') は、カンブリア紀に生息していた節足動物の一種。バージェス動物群の一つである。 尾部はひれのようになっている。全長は13cmほど。 == 特徴 == 体は幅広く、腹背に扁平。全身は幅広い頭部、ほぼ同じ幅の胸部、急に狭くなった腹部の三部に分かれる。背面からは触角以外の付属肢はほとんど見えない。 頭部は幅広く、側方から一対の鞭状の触角が伸びる。 胸部は9節あり、前半は頭説からなめらかに続き、中程の位置で最大幅となり、それ以降は次第に狭まる。腹面にある附属肢は前半と後半で異なっている。前半の四節にはがっしりとした歩脚型の附属肢があり、後の節には歩脚型の附属肢に鰭状の鰓が付いていた。歩脚には多数の棘状の突起が並んでいた。 腹部は胸部後端の狭まったところからほぼ同じ幅で伸び、後ろから二番目の附属肢と尾節がまとまって尾扇を構成する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シドネイア」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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