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シド・ミード : ミニ英和和英辞書
シド・ミード[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

シド・ミード : ウィキペディア日本語版
シド・ミード[ちょうおん]

シド・ミード(''Syd Mead'', 本名:''Sydney Jay Mead'', 1933年7月18日 - )はアメリカ工業デザイナー
== 概要 ==
フォードでのカーデザインをスタートに、
数多くの企業のデザインコンサルタントを担当し1970年に「シド・ミード社」として独立。
その後、出版やプロモーションの機能として「オブラゴン社」を設立。
1961年からの連作 United States Steel社の企業カタログ・画集に掲載されたコンセプトカーのデザインでカーデザイナー、イラストレータとして工業デザインの分野で一躍有名に。独立後、初の個人画集『センチネル』1979年に掲載された雨の中の高速道路「Express Highway」を見た映画監督リドリー・スコットが、映画『ブレードランナー』の「カーデザイナー」として起用したことで、映画界で注目される。このときシド・ミードは映画スタッフ(メカデザイナー)としてでなく、あくまで「工業デザイナー」としての参加とし、その才能ゆえ、ユニオンの規定以上の守備範囲とその仕事量で他のプロダクション・デザイナーを圧倒。カラーイラストで描写した際、その背景の混沌としたトーンに魅了されたリドリー・スコットが車両以外のインテリア、鍵、ハンターの銃、ベッド、パーキングメーター、ショーウィンドー等のセットや小道具のデザインを依頼。さらに背景となる建築、都市の外観、列車や駅、コンピュータ等のインターフェースに至るありとあらゆるデザインを担当した。ほぼ同時期に映画「トロン」用に「ブレードランナー」と同時並行でデザインしていた。
『ブレードランナー』公開以降、彼のデザインやコンセプトに影響を受けたSF作品は数多く、『ブレードランナー』とほぼ同時期に関わっていた映画『トロン』やそれ以前の『スタートレック』を含む未来デザインで教祖的存在となる。その後、ハリウッド映画作品の中でも特にSFジャンルの「ハードウエア・デザイナー」として『2010年』と「エイリアン2』で世界的な第一人者として認知される。映画芸術科学アカデミーやデザイナー組織などの会員としてどこにも属していないため、参加する映画ごとにその肩書きは「ビジュアル・フューチャリスト/コンサルタント」「コンセプチュアル・アーティスト/デザイナー」「フューチャー・デザイン」「ヴィジュアル・フューチャリスト」等、さまざま。2012年より、自称「フューチャリスト・デザイナー」。
米テーマパークデザイン委員会の理事や、ホワイトハウスの諮問機関クーパーヒューイット財団の顧問に就任。パサディナにあるアートセンター・カレッジ・オブ・デザインの特別名誉講師など、全米のアニメーション制作会社、ゲーム制作会社、自動車メーカー、デザイン教育機関を対象に講演会やセミナーなどを対象に精力的な活動を続けている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「シド・ミード」の詳細全文を読む




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