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シナブン山(Gunung Sinabung)は、インドネシア北スマトラ州カロ県のブラスタギ近郊にある標高2,460mの活火山。2010年8月に有史以来初めての水蒸気爆発を起こした〔2013-2014 年シナブン火山(インドネシア)の噴火 - 東京大学地震研究所 広報アウトリーチ室〕。約7万4000年前のトバ湖を作った超巨大噴火の後に成長した成層火山である〔。 == 噴火歴 == * 9世紀から10世紀に2010年の活動とほぼ同じ場所で、似た規模の火山活動をした〔。 * 2010年 * 8月27日頃から噴煙が観測されていたが、同年8月29日未明、410年ぶりに噴火。噴火口から噴煙と火山灰が約1,500mの高さに上昇したことが観測された。 * 8月30日 噴火規模を拡大させたことから、最終的に付近の住民約3万人が避難した〔Indonesian volcano erupts again, many evacuated(ロイター通信 2010年10月8日閲覧) 〕。 * 2013年 * 9月15日 深夜、噴火。火口から半径約3kmの周辺住民に避難勧告が出され、6200人以上が避難した。 * 11月3日 2度噴火。高度7000m。 * 11月23日 ブルカノ式噴火 * 12月、噴火活動がさらに活発化、山頂火口に溶岩が出現。12月31日現在、19000人以上が避難。 * 2014年 * 1月4日、30回にわたって噴火を繰り返す。噴煙の高度4000m。溶岩流出回数60回にもなり最大規模の流出に。同日現在、20331人以上が避難。 * 1月14日、引き続き30回以上にわたって噴火を繰り返す。避難民は2万6000人以上となった。 * 1月31日、火山の鎮静化に伴い国家災害対策庁は一時立ち入りを許可する〔。 * 2月1日、高度約2000mにわたる大規模な噴火をした。山麓まで約4500mを流れ下る火砕流も発生〔。この噴火により、5km以内の警戒区域内〔を観光で訪れていた高校生ら4人を含む17人が死亡する惨事となった。 * 10月5日、噴火〔。4日後の10月9日には溶岩流を伴う噴火があり、さらに山頂から斜面を約4.5km下る火砕流も発生〔。噴煙は、火口から高さ約3kmまで到達した〔。 * 2015年 * 2月6日、噴火。噴煙が周辺村落を包んだ〔。 * 5月31日、活発化。6月4日、国家防災庁の発表によると周辺住民3000人近くが自宅から避難した。 雲仙普賢岳、スフリエールヒルズ火山にように、火砕流が比較的長期にわたって継続するものと東京大学地震研究所は考えている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シナブン山」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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