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シヌソナスス
シヌソナスス(''Sinusonasus'')は白亜紀前期に生息した獣脚類の属で、化石は中国、遼寧省のから発見されている。獣脚類の中でも特にトロオドン科に属するとされる。この属名はシノサウルス()と混同しやすいので注意。 タイプ種''Sinusonasus magnodens'' は2004年に徐星および汪筱林により命名、記載された。属名は正弦波(sinusoid)にちなむもので、鼻骨の側面の見た目に由来している。種小名はラテン語で「大きな歯の」という意味である〔Xu X. and Wang X.-l. 2004. "A New Troodontid (Theropoda: Troodontidae) from the Lower Cretaceous Yixian Formation of Western Liaoning, China". ''Acta Geologica Sinica'' 78(1): 22-26〕 。後の論文でこの種はシヌケラサウルス( "Sinucerasaurus")とされたが 〔Xu X., and Norell, M., 2006, "Non-avian dinosaur fossils from the Lower Cretaceous Jehol Group of western Liaoning, China", ''Geological Journal'', 41(3-4): 419-437〕 、これは新参客観異名(同じ標本に別の新しい名前をつけてしまうこと)である。 ホロタイプ標本であるIVPP V 11527は義県累層ののオーテリーブ期の地層から発見された。この標本は頭骨、下顎の一部、尾の一部、骨盤と後肢を含む部分的な骨格で構成されている。上顎骨歯が大きかった。大腿骨の長さは141 mmで近縁のシノヴェナトルのものより大きかった。尾椎のは互いが接近するほど幅が広く、尾の下側に一連のプレートを形成していた〔。 ==参照==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シヌソナスス」の詳細全文を読む
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