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シノビグモ
シノビグモ(学名:''Sinobius orientalis'')は、クモ目・サシアシグモ科に属するクモの一種である。 == 特徴 == 体長は雌で5-8mm、雄は5-6mm。全体に褐色から黄褐色で黒褐色の斑紋がある。眼は2列8眼、両列とも後曲(側眼が中眼より後ろ)だが、特に後列の眼が大きくて強く曲がる。 山地に生息し、石や倒木、落ち葉の下など、湿り気の多い地面に潜んでいる。網は張らず、地表を歩いて獲物を捕食する。 産卵期は5-6月で、6月に仔グモが孵化して、翌年の10月頃に成体となるが、そのまま越冬して、産卵はさらに翌年である。 雌はコモリグモ科のもののように卵嚢を糸疣につけて運ぶ。ただし、コモリグモ科とは異なり、孵化した幼虫は雌の腹背でなく、卵嚢の上に集まる〔八木沼(1986),p.175〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シノビグモ」の詳細全文を読む
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