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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
シノーン()はギリシア神話の人物で、アエシモスの息子。アエシモスはアウトリュコスの息子なので、系譜上はオデュッセウスやイアーソーンの従兄弟となる。しかし、オデュッセウスと同じく、シーシュポスの息子であるとも言われる。彼はアカイア勢としてトロイア戦争に参加し、トロイアの木馬作戦で身体を張って活躍した。 ==スミュルナのコイントスによる描写== トロイア勢がギリシア軍の野営を攻撃しようとした時、野営から煙が立っているのが見えたので、注意深くそれに近づいた。そこにギリシア軍の姿は無く、巨大な木馬とその脇に立つシノーンだけが残っていた。野営はすべて放棄され、彼が一人で煙を起こしトロイア勢を呼び寄せていたのが分かったので、トロイア軍は彼を取り囲んで問いただした。しかし彼は答えなかったので、拷問にかけた。最終的に彼は、ギリシア人は撤退し、木馬はアテーナーに捧げたものであることを話した。彼の話によると、オデュッセウスはシノーンを生贄にしようとしたが、シノーンは沼地に逃げた。彼を見つけるのを諦め、軍は撤退したので、シノーンは木馬のところに戻ったという。トロイア人はこの話を信じたが、ラーオコオーンだけはこれを疑った。トロイア人はシノーンを気の毒に思い神の怒りも恐れたので、木馬をトロイアに運んだ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シノーン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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