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シビウ県 (ルーマニア語:Judeţul Sibiu, ハンガリー語: ''Szeben'')は、ルーマニア・トランシルヴァニア地方の県。県都はシビウ。東部をブラショフ県、西部をアルバ県、北部をムレシュ県、南部をヴルチャ県、南東部をアルジェシュ県に接する。 ==統計== 2002年の調査では、県人口は421,724人、人口密度は78/平方キロメートルだった。 *ルーマニア人 - 90,6% 〔National Institute of Statistics, ''"Populaţia după etnie" ''〕 *ハンガリー人 - 3,6% *ロマ人 - 4,1% *トランシルヴァニア・ザクセン人 - 1,6% *その他 - 0,1% 信仰: *ルーマニア正教会 - 88,9% *ギリシャ正教 - 2,3% *改革派教会 - 2,0% *カトリック教会- 1,5% *ペンテコステ派 - 1,1% *バプテスト教会- 0,9% *その他 - 3,3% 国内で5位の、都市化が進んだ県である。都市人口は県人口の65.8%を占め、残りの34.2%が村落に暮らす。伝統的に、県内で多数を占めてきたのはトランシルヴァニア・ザクセン人であった。第二次世界大戦後にルーマニアではドイツ人追放は行われなかったものの、戦時中ナチス・ドイツに協力した疑いをかけられ、ソビエト軍によりシベリアの強制収容所へ80,000人以上が送られた。残ったドイツ系の人々は共産主義体制下のルーマニアで迫害され政治的な権利を奪われた。1989年のルーマニア革命後、ドイツへ移住する人が増えて人口が減少した。 県南部は山地に近く、主にルーマニア人が暮らす(:en:Mărginimea Sibiului、 マルジニメア・シビウルイ地域)。県北部はトランシルヴァニア高原で、公平にドイツ人とルーマニア人が暮らしていたが、トランシルヴァニア・サクソン人の村々は現在荒廃している。ロマ人人口は主に南部ルーマニアから共産主義時代に村落近くへ移ってきて、増加傾向にある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シビウ県」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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