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シフト符号化表現 : ミニ英和和英辞書
シフト符号化表現[げん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

符号 : [ふごう]
 【名詞】 1. sign 2. mark 3. symbol 
: [ごう]
  1. (n,n-suf) (1) number 2. issue 3. (2) sobriquet 4. pen-name 
: [か]
 (suf) action of making something
: [ひょう]
  1. (n,n-suf) table (e.g., Tab 1) 2. chart 3. list 
表現 : [ひょうげん]
  1. (n,vs) (1) expression 2. presentation 3. (2) (gen) (math) representation 
: [げん]
  1. (pref) present 2. current

シフト符号化表現 ( リダイレクト:Shift JIS ) : ウィキペディア日本語版
Shift JIS[しふとじす]

Shift_JIS(シフトジス)は、コンピュータ上で日本語を含む文字列を表現するために用いられる文字コードの一つ。かつてはベンダーによる独自拡張を含む文字コード群を指した曖昧な名称であったが、現在は標準化文書JIS X 0208の附属書1で規定されている。「Shift_JIS」はIANAにおける登録名である〔
〕。
マイクロソフトなどの各ベンダーが実装するShift_JISの亜種については「Microsoftコードページ932」を参照。Mac OSが実装する亜種については「MacJapanese」を参照。
== Shift_JISの誕生 ==
1980年代、パソコン用16ビットCPUの普及もあいまって、漢字や仮名〔「仮名」は万葉仮名などひらがなカタカナ以外もあるが、ここではひらがなとカタカナの2種類を指す。〕を表示可能なハードウェアを備えたパソコンが続々と発売された。そのため、日本語を表現できる文字符号化方式が模索されていた(Shift_JISを「シフトJISコード」と呼んで符号化文字集合(文字コード)の面のみを考える議論があるが、ここでは文字符号化方式の面に焦点を当てる)。
文字符号化方式Shift_JISの設計者らは、先行してよく利用されていたJIS C 6220(現在のJIS X 0201)の8ビット符号(以下「英数字・半角カナ」)と、JIS C 6226(現在のJIS X 0208、以下「漢字」)の両文字集合を表現しようとした。また、ファイルの大きさや処理時間の短縮を図るため、エスケープシーケンスなしで混在可能にすることを企図した。
JIS C 6220とJIS C 6226の2つはともに、ISO 2022文字集合を切り替えて利用する設計があった。ISO 2022に基づく文字符号化方式では、英数字、半角カナ、漢字はそれぞれ、8ビット符号空間の中のGL/GRという領域の1つを(ただし漢字は2回)使うことで表現できる。もし英数字と漢字の2つをエスケープシーケンスなしで混在したいなら、英数字をGL、漢字をGRに割り当てる方法がある。EUC-JPは、おおよそそのように実装されている。
しかし、パソコンではすでに、JIS X 0201の8ビット符号、つまりGLに英数字、GRに1バイトカタカナ(半角カタカナ)を割り当てた符号が普及していた。英数字と1バイトカタカナの2つを動かすことは、文字化けの原因になるため避ける必要があった。そのため、ISO 2022の枠内の領域に漢字を混在させることは困難だった。
1982年、漢字の符号位置を複雑に移動(シフト)し、符号空間の隙間に押し込むShift_JISが誕生した。これを実現するためには、漢字の1バイト目として、ISO 2022におけるGR(-)領域に3分の1残していた未使用領域に加え、ISO 2022において不使用のCR(-)領域を使用することとした。さらに2バイト目には、ISO 2022とは異なり、英数字・半角カナに使用済みの領域をも含む、GL、CR、GRにあたる各領域のほぼ全てを使う必要があった。ただし、GL(-)領域においては、JIS X 0201の記号に当たる部分は極力避けた。
マイクロソフト日本法人元会長の古川享によると、Shift_JISの制定にはアスキー、マイクロソフト(米)、三菱電機マイクロソフトウェア・アソシエイツデジタルリサーチ(米)が関わり、特にアスキーの山下良蔵が中心となって行われたという〔古川享 「私のマイコン遍歴、日本のパソコン30年史、その1 」の2005年12月28日のコメント 『古川享ブログ 』 2005年12月28日〕。これに対する異説として、京都大学助教授の安岡孝一は、マイクロソフトウェア・アソシエイツと三菱電機のみの共同開発だと主張していたが〔安岡孝一 「日本における最新文字コード事情 」『システム/制御/情報』、Vol. 45, No. 9 , pp. 528–535, 2001
安岡孝一 「シフトJISの誕生 」 2005年12月22日
安岡孝一 「Re:古川享さんがシフトJIS誕生について書いています 」 2005年12月29日
安岡孝一、安岡素子『文字符号の歴史 欧米と日本編』共立出版 2006年2月 ISBN 978-4-320-12102-7〕、山下本人の発言〔山下良蔵 「私のマイコン遍歴、日本のパソコン30年史、その1 」の2006年9月21日のコメント 『古川享ブログ 』 2006年9月21日〕により安岡は自説を撤回する発言をしている〔安岡孝一「Re:古川享さんがシフトJIS誕生について書いています 」 2006年9月29日〕。また古くは'の訳書 (ISBN 4-7561-0783-4) の「UNIX人名事典」翻訳版加筆部分 (p.45) で、深瀬弘恭に「MS漢字コードの作者の一人」という紹介文が書かれていた。の訳書 (ISBN 4-7561-0783-4) の「UNIX人名事典」翻訳版加筆部分 (p.45) で、深瀬弘恭に「MS漢字コードの作者の一人」という紹介文が書かれていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Shift JIS」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Shift JIS 」があります。




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