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シホテアリニ山脈(, Sikhote-Alin, シホテ=アリンとも)は、ロシア連邦・極東連邦管区の沿海地方からハバロフスク地方に位置し、ロシアの太平洋側の港・ウラジオストクの北東から日本海沿いに900kmにかけて伸びる高い山脈である。この山脈がアムール川流域の中国やロシアに属する大平原を日本海から隔てている。代表的な高い山はアニク山(標高1,933m)や山(標高2,090m)である。 == 民族 == この地はツングース系民族が多く活躍した土地だった。粛慎や靺鞨などの民族がウスリー川の東で活動していたことが中国の歴史書に記され、彼らツングース系民族の建てた国家・渤海の東端はこの山脈の西半分にまで達していた。ただし満州の平原部に比べるとシホテアリニ山脈のツングースは国家を建てたりせず、狩猟生活をして満州族や中国人、ロシア人と交易しながら暮らしていたようである。 1860年の北京条約まではシホテアリニ山脈は中国(清国)領(内興安嶺山脈、または老爺嶺山脈)であった。現在でもナナイ、ウデヘなどのツングース系民族が住むが、圧倒的多数はロシア人となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シホテアリニ山脈」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sikhote-Alin 」があります。 スポンサード リンク
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