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right シボレス () は、インターネット2の「ミドルウェア構想」(Middleware Initiative) の下で、連合アイデンティティによる認証・認可基盤のアーキテクチャとそのオープンソースによる実装を創出するプロジェクトである。記述にはセキュリティ・アサーション・マーク付け言語 (SAML) を用いる。連合アイデンティティによって、あるセキュリティ領域での利用者情報を、連合に属する他の組織へ提供することができる。これによって複数の領域にまたがるシングルサインオン (SSO) を実現でき、コンテンツの提供者ごとに利用者名やパスワードを保守する必要がなくなる。アイデンティティ・プロバイダ (IdP) が利用者の情報を提供し、サービス・プロバイダ (SP) がその情報を利用して保護されたコンテンツにアクセスできるようにする。 (JISC) が公開している連合アイデンティティの紹介ビデオ では、その中心概念を解説するためにシボレスを取り上げている。 なお「シボレス」とは、自国の特殊な発音を要するフレーズを読み上げさせる事で、相手が敵国人のスパイかどうかを判別するのに用いられた中世ヨーロッパの防諜技法の一種である。 == 歴史 == シボレスプロジェクトは2000年、教育向けミドルウェア・アーキテクチャ評議会 (MACE) で、さまざまに異なった認証・認可基盤を持つ組織同士で資源を共有する際の問題を処理する作業部会として発足した。開発に先立ち、一年以上をかけてアーキテクチャの策定を実施した。アルファ版、二回のベータ版、二回のポイントリリースを配布してコミュニティによるテストを受けたのち、2003年7月1日にシボレス1.0版を公開した。シボレス1.3版は2005年8月26日に公開され、その後数回のポイントリリースが出た。シボレス2.0版は2008年3月19に公開された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シボレス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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