翻訳と辞書
Words near each other
・ シボル
・ シボレス
・ シボレス (文化)
・ シボレテ
・ シボレト
・ シボレー
・ シボレー (曖昧さ回避)
・ シボレーコルベット
・ シボレー・C/K
・ シボレー・HHR
シボレー・LUV
・ シボレー・MW
・ シボレー・S-10
・ シボレー・SSR
・ シボレー・アストラ
・ シボレー・アストロ
・ シボレー・アバランチ
・ シボレー・アベオ
・ シボレー・アヴェオ
・ シボレー・インパラ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

シボレー・LUV : ミニ英和和英辞書
シボレー・LUV[しぼれー らヴ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

シボレー・LUV : ウィキペディア日本語版
シボレー・LUV[しぼれー らヴ]

シボレー・LUV(シボレー・ラヴ、''Chevrolet LUV'' )は、いすゞ KB ピックアップトラックリバッジモデルである。LUVは''Light Utility Vehicle''を表す。
トヨタ・ハイラックスダットサントラックマツダ・BシリーズとそのOEMであるフォード・クーリエ(2、3代目''Courier'' )などの、ミニトラック市場を独占していた日本製ピックアップトラックへの対抗策として、1972年3月からアメリカ合衆国での販売が始まった。
前年から開始されたGMいすゞとの資本提携後の初の成果となった〔国内販売が振るわなかったワスプの後継としてのみではなく、もともとファスター輸出を念頭に置いた設計がなされており、しかも開発がほぼ終了していたため、短期間でシボレー向けとすることができた。〕。
北米市場向けは、1982年以後米国製のシボレー・S-10に代替された。
== 歴史 ==
ピックアップトラックに課される25%の課税(鶏肉税:Chicken taxとして知られる)を免れるために、LUV(フォード・クーリエも同様)は4%の課税だけで済むピックアップトラックから荷台を取り外した「キャブシャーシ」状態で輸入された。現地でキャブ・シャーシに荷台が取り付けられ、ピックアップトラックとして販売された。
LUVは伝統的なラダーフレーム・シャシに後輪がリーフスプリング/リジッドアクスルを持ち、前輪はトーションバー・スプリングとAアームを組み合わせたダブルウィッシュボーン式独立懸架であった。102.4in(2,600mm)のホイールベースと6ft(1,800mm)の荷台長は競合車とほぼ同じ大きさである。
搭載されていた唯一のエンジンは、1.8LL4SOHCG180Z型で、出力は75hp(56kW)である〔ファスターにはこの他、G160Z(1.6Lガソリン)とC190(2.0Lディーゼル)があった。〕。
LUVのボンネットとキャブはフローリアンの車体の前半分を流用したものであった。1974年モデルで僅かに変更されたが最初の大掛かりな変更は1976年に行われ、その年にオプションで3速オートマチックトランスミッション(AT)が追加され、前輪にはディスクブレーキが与えられた。
1977年モデルでは出力が80hp(60kW)に向上し、販売台数は増え続けた。外装も新しくなり、オプションの117.9in(3,000mm)のホイールベースに7.5ft(2,300mm)の荷台が組み合わされたロングモデルが追加され、1978年の販売数は71,145台に昇った。
1979年にモータートレンド(''Motor Trend'' )誌が注目した四輪駆動車がLUVに導入され、この車がトラック・オブ・ザ・イヤー賞を受賞した。販売数は最高の100,192台を記録した。
1981年モデルでデザインが一新され、ホイールベースは1.9in延長されて104.3in(2,650mm)となった〔これは主に発展途上国向けとして設計された、ファスターダブルキャブのフレームを流用したものである。〕。ガソリンエンジンは同型のものであったが、LUVに58hp(43kW)/4,300rpmと93ft•lbf(126.1 Nm)/2,200rpmのいすゞ製C223ディーゼルエンジンが追加された。この新型エンジンを搭載した2WDディーゼルLUVは街中で33 mpg-US(7.1L/100km;40mpg-imp)、高速道で44mpg-US (5.3L/100km;53mpg-imp)の燃料消費率を発揮し、今までで最も燃費性能の優れたトラックの1台である。このエンジンは信頼性が高いことでも知られ、多くのこの年代物のLUVはオーバーホールを要するまで500,000マイル(800,000km)の走行距離に達している。シボレーは1982年以降は独自のS-10小型トラックのために米国内でのLUVの販売を停止したが、同じ年に米国内でのいすゞ製ピックアップトラックの販売はいすゞ・パップ(''Isuzu Pup'' )の名称に切り替わった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「シボレー・LUV」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.