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シムアイル
シムアイル()とは1995年にマクシスより発売されたミニスケープゲームである。熱帯の島における開発をテーマとしている。1990年代に発売されたシムシティのバリエーションのうち、商業的に失敗した作品のひとつである。他のものと同様マクシスは、この作品が同社の哲学に忠実であるために、ゲームではなく「」であると呼んだ。 == 基本システム == 5つのチュートリアルマップ、24のシナリオとフリーマップが用意されており、プレイヤーは様々な形や大きさの架空の熱帯の島を選択する。それぞれの島は、平地、森林、山の構成、天然資源の量、そして先住民の存在という点でさまざまに異なっている。既に多少開発されている土地もあるが、島のほとんどはシミュレーションの開始時にはほぼ未開発である。各シナリオには特定の目標があり、クリア条件と時間制限が設定されているが、それらを設定しないでプレイするオプションもある。目標をクリアした後も、シミュレーションを継続してプレイできる。 ゲームエンジンはシムシティ2000(SC2K)に類似している。例えば、島のマップは等角投影されており、地形のグラフィックスはより洗練されたものであるが、他のグラフィックスはSC2Kと若干異なるだけである。他には、マップを90°回転させることができ、4つの異なる視点から見ることができるようになっていることが類似している。ズームレベルは3つあり、マップ全体が画面上に表示できる遠景から、島の詳細を表示する近景まである。 それぞれのシナリオで島は独自の初期状況や課題を持っており、プレイヤーが適当と考える方法で対処することができる。あるシナリオでは、島の先住民が麻薬栽培を始めており、外国の麻薬カルテルがそこに介入してくる。プレイヤーは状況を無視するか、利益の一部を受け取って黙認するか、またはエージェントを送って栽培をやめさせるかを選択できる。麻薬カルテルとの取引を行う場合、資金を得るとともに不利な国際世論も受ける。しかし、最後の選択肢を選択するとエージェントが暗殺される可能性がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シムアイル」の詳細全文を読む
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