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シモエイス : ウィキペディア日本語版
シモエイス
シモエイス(, )は、ギリシア神話の神である。オーケアノステーテュースの子で〔ヘーシオドス、342。〕、トローアス地方を流れるスカマンドロス河の支流シモエイス河の河神である。娘にアステュオケー、ヒエロムネーメーがおり、アステュオケーはトロイアエリクトニオスの妻となってトロースを生み、ヒエロムネーメーはアッサラコスの妻となってカピュスを生んだという〔アポロドーロス、3巻12・2。〕。トロイア戦争では、ヘーラーが戦車を駆ってスカマンドロス河とシモエイス河の合流地点にやって来て、戦車から神馬たちを放したとき、シモエイスは神馬たちが食べるためにアムブロシアーを生え出させた。またスカマンドロスが大水を起してアキレウスを襲ったときに助力した〔『イーリアス』5巻、21巻。〕。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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