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シャトー・ラフィット : ミニ英和和英辞書
シャトー・ラフィット[らふ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ラフ : [らふ]
  1. (adj,n) rough 2. (adj,n) rough

シャトー・ラフィット ( リダイレクト:シャトー・ラフィット・ロートシルト ) : ウィキペディア日本語版
シャトー・ラフィット・ロートシルト[らふ]

シャトー・ラフィット・ロートシルトChâteau Lafite-Rothschild)は、メドック地区ポーイヤック村にある著名なボルドーワインシャトーの名称、および同シャトーが生産する赤ワインの銘柄の名称である。現在メドックに4つ〔グラーヴにあるシャトー・オー・ブリオンを含めれば5つとなる。オー・ブリオンは1855年のメドック格付けの際に例外的に地域外から盛り込まれた。その後オー・ブリオンは1953年に改めてグラーヴの第1級格付けを取得している〕ある第1級格付けワインの中で、シャトー・ラフィット・ロートシルトはしばしばその筆頭に挙げられる。
日本で知られている「ロートシルト」の名は「ロスチャイルド」のドイツ語風の読みであり、フランス語での発音は異なる〔Wine Pronunciation Guide 〕。日本ソムリエ協会では「ロッチルド」〔日本ソムリエ協会『ソムリエ・ワインアドバイザー・ワインエキスパート教本』1998年版〕もしくは「ロートシルト」〔日本ソムリエ協会『ソムリエ・ワインアドバイザー・ワインエキスパート教本』2004年版〕とルビを振っている。他に「ロスシルド」〔アサヒビール 〕などと表記されることもある。ただしシャトー・ラフィット・ロートシルトの運営主体であるDBR社では「ロートシルト」という日本語表記を採用している〔DBR社 〕。なお、シャトー・ムートン・ロートシルトはロスチャイルド家の別の系統の一族が所有している。
== 概要 ==
シャトー・ラフィット・ロートシルトは、ボルドーの北西メドック地区の高名なワイン生産地ポーイヤックの北端に位置する。シャトーの敷地面積は123ヘクタールで、うち100ヘクタールがブドウ畑となっている。石灰質を基盤とする砂利質のテロワール(土壌)はメドックでも最上と目されている。品種別の作付面積は、カベルネ・ソーヴィニョンが70パーセント、メルローが25パーセント、カベルネ・フランが3パーセント、プティ・ヴェルドが2パーセントである。
ワインの生産量は年間3万5,000ケース(42万本)である。うち1万5,000から2万5,000ケースがメドック第1級格付けの赤ワイン「シャトー・ラフィット・ロートシルト」として出荷される。第1級の名声に達しないと判断されたワインはセカンドラベルの「カリュアド・ド・ラフィット」として出荷される。
尚、ブレンド比率はその年のブドウの出来具合によって変わる。極端な例では、1961年のヴィンテージではカベルネ・ソーヴィニョンを100パーセント使用していた。カベルネ・ソーヴィニョンの比率が高いことで、タンニンの強いフルボディのワインとなるが、その味わいは酸味と渋味のバランスが程よく、品格を感じさせるものとなっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「シャトー・ラフィット・ロートシルト」の詳細全文を読む




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