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シャトー・ラフィット・ロートシルト(Château Lafite-Rothschild)は、メドック地区ポーイヤック村にある著名なボルドーワインのシャトーの名称、および同シャトーが生産する赤ワインの銘柄の名称である。現在メドックに4つ〔グラーヴにあるシャトー・オー・ブリオンを含めれば5つとなる。オー・ブリオンは1855年のメドック格付けの際に例外的に地域外から盛り込まれた。その後オー・ブリオンは1953年に改めてグラーヴの第1級格付けを取得している〕ある第1級格付けワインの中で、シャトー・ラフィット・ロートシルトはしばしばその筆頭に挙げられる。 日本で知られている「ロートシルト」の名は「ロスチャイルド」のドイツ語風の読みであり、フランス語での発音は異なる〔Wine Pronunciation Guide 〕。日本ソムリエ協会では「ロッチルド」〔日本ソムリエ協会『ソムリエ・ワインアドバイザー・ワインエキスパート教本』1998年版〕もしくは「ロートシルト」〔日本ソムリエ協会『ソムリエ・ワインアドバイザー・ワインエキスパート教本』2004年版〕とルビを振っている。他に「ロスシルド」〔アサヒビール 〕などと表記されることもある。ただしシャトー・ラフィット・ロートシルトの運営主体であるDBR社では「ロートシルト」という日本語表記を採用している〔DBR社 〕。なお、シャトー・ムートン・ロートシルトはロスチャイルド家の別の系統の一族が所有している。 == 概要 == シャトー・ラフィット・ロートシルトは、ボルドーの北西メドック地区の高名なワイン生産地ポーイヤック村の北端に位置する。シャトーの敷地面積は123ヘクタールで、うち100ヘクタールがブドウ畑となっている。石灰質を基盤とする砂利質のテロワール(土壌)はメドックでも最上と目されている。品種別の作付面積は、カベルネ・ソーヴィニョンが70パーセント、メルローが25パーセント、カベルネ・フランが3パーセント、プティ・ヴェルドが2パーセントである。 ワインの生産量は年間3万5,000ケース(42万本)である。うち1万5,000から2万5,000ケースがメドック第1級格付けの赤ワイン「シャトー・ラフィット・ロートシルト」として出荷される。第1級の名声に達しないと判断されたワインはセカンドラベルの「カリュアド・ド・ラフィット」として出荷される。 尚、ブレンド比率はその年のブドウの出来具合によって変わる。極端な例では、1961年のヴィンテージではカベルネ・ソーヴィニョンを100パーセント使用していた。カベルネ・ソーヴィニョンの比率が高いことで、タンニンの強いフルボディのワインとなるが、その味わいは酸味と渋味のバランスが程よく、品格を感じさせるものとなっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シャトー・ラフィット・ロートシルト」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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