|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
地震学においてシャドーゾーンとは、地球上において地震計が地震のあとに地震波を観測することができない地域のことである。地震が発生すると地震波が震源から球状に放射される。初めに生じたP波(en)は液体である外核で屈折し、震源から地球の中心方向をみて104°から140°までの範囲には届かない。(おおよそ震央から11,570km〜15,570kmの範囲)S波(en)は外殻を全く通らず、従って104°より遠くでは観測されない。これは両者の性質の違いによるものである。両者の性質には非圧縮率、密度、剛性率の3つの相違点がある。P波の速さは次のように表される。 ところが、S波の速さは と表される。そのため、S波の速さは完全に通り抜ける物体の剛性率に左右される。しかし液体の剛性率は0であるため、S波が液体に入射するとその速さも0になってしまう。しかしP波は、液体を通過する際に大分速さは小さくなるがそれを保つことができる。地質学者(en)のは多くの地震のシャドーゾーンを分析することで、1906年、地球の外核が液体であることを予測した。 == 脚注 == 〔 == 関連項目 == * 地震波 * 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シャドーゾーン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|