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シャルル・ラフォンティーヌ : ミニ英和和英辞書
シャルル・ラフォンティーヌ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラフ : [らふ]
  1. (adj,n) rough 2. (adj,n) rough
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

シャルル・ラフォンティーヌ : ウィキペディア日本語版
シャルル・ラフォンティーヌ[ちょうおん]

シャルル・ラフォンティーヌ(、1803年 - 1892年)は、フランス興行師。初期の動物磁気術師(催眠術師〔彼の時代、催眠は未だ発見されておらず、その現象が動物磁気やメスメリズムと呼ばれていた。詳細はフランツ・メスメルを参照。〕)。
彼は、1803年に、フランスのヴァンドームで生まれた。彼は俳優としては失敗したが、知られている通り、巡業の催眠術師または動物磁気術師として裕福な生涯を送った。最終的にはスイスジュネーヴに住み、''"Le magnétiseur"(磁気術師)''という雑誌を出版した。
彼はまた、自叙伝〔Charles Lafontaine "Mémories d'un magnétiseur"「磁気術師の覚書」1886年刊〕を書き残した。それによると、彼の行くところすべてで、磁気術をもって多くの患者を治療し、盲目聾唖麻痺などを治療したという。レンヌではある女性を磁気化して観衆の前で見事な演技をさせることに成功し、またその女性は覚醒後、演技の記憶を一切失っていたという〔アンリ・エレンベルガー『無意識の発見・力動精神医学発達史』(1970年)木村敏・中井久夫訳:弘文堂刊 上p.184-185〕。この逸話は、ジョージ・デュ・モーリアの小説「トリルビー」に影響を与えた。作品に登場する催眠術師"スヴェンガーリ"はラフォンティーヌがモデルである。
ラフォンティーヌは、1840年から1841年の二年間、イギリスに渡りロンドンに滞在した。ロンドンの新聞や雑誌によると、そこで彼は、ロンドン動物園にいるライオンに磁気術を施したことで大評判を得たという〔Richard Harte - Hypnotism and the doctors- 1902〕 。動物への磁気術(の見世物)が成功したことによって、彼はイギリス各都市への巡業を繰り返した。彼は常に、観衆の中から一人を舞台に呼び出し磁気術を施すパフォーマンスを行い、その名声はさらに大きくなっていった〔〔それ以前は、予め興行師が"磁気化"しやすいモデルを準備しておくのが常だった。〕。
ラフォンティーヌのマンチェスターにおける動物磁気の舞台興行は、スコットランド外科医ジェイムズ・ブレイドに影響を与え、ブレイドが後年「催眠」の研究を始めるきっかけとなった(ブレイドの催眠は、ラフォンティーヌの動物磁気術とは異なることに注意)。ブレイドがマンチェスターでラフォンティーヌの興行を初めて見たのは、1841年の11月13日である〔L.B.Yeates(2013)の論文を閲覧。 〕。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「シャルル・ラフォンティーヌ」の詳細全文を読む




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