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シャルル・ルコント・ド・リール : ミニ英和和英辞書
シャルル・ルコント・ド・リール[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

シャルル・ルコント・ド・リール ( リダイレクト:ルコント・ド・リール ) : ウィキペディア日本語版
ルコント・ド・リール[ちょうおん]

シャルル=マリ=ルネ・ルコント・ド・リール(Charles-Marie-René Leconte de Lisle, 1818年10月22日 - 1894年7月17日)は、フランス高踏派の詩人、また劇作家。姓だけのルコント・ド・リールがペンネームである。
== 生涯 ==
西南インド洋、『ブルボン島』(Île Bourbon)(現、レユニオン島)のサン=ポールSaint-Paul)に生まれた。ブルターニュ出身の父とラングドック出身の母とは、そこで農園を経営していた。4歳から14歳までナントに学んで島に戻り、ヴォルテールルソーラマルティーヌユーゴーなどを読み、詩や随筆を試みた。また、インド東南アジアに遊んだ。
7月王政期の1837年(19歳)、レンヌ大学(Université de Rennes)に入って法学を学び、かたわら文学に親しんだ。1841年、法律のバカロレア資格を得た。1846年、シャルル・フーリエ空想的社会主義に共鳴して、パリに移り、同派の『デモクラシー・パシフィック』紙(La Democratie Pacifique)および『ファランジュ』誌(Phalange)の編集委員として、(後に『古代詩集』に纏められる)詩や短編を発表し、ユートピアを求めつつ、古代の神話・芸術への関心を深めた。
1848年の2月革命のときには、植民地の奴隷廃止運動の先頭に立ったものの、革命で成った第2共和制が1852年ナポレオン3世第2帝政へ反動化したのを機に、政治と絶縁し、翻訳などの内職をしながらパリで文筆に専念した。
1952年、34歳のときの『古代詩集』では、詩は詩の世界に閉じこもるべきと宣言し、ギリシア神話の神々をうたった。終生、感情の吐露を排し客観的な描写に徹する詩風であった。
1862年、『夷狄詩集』を出した頃から、カチュール・マンデスシュリ・プリュドムフランソワ・コペーFrançois Coppée)、ジョゼ・マリア・ド・エレディアJosé María de Heredia)らが、ド・リールの『土曜サロン』に集まり始め、1866年、彼らの第1次「現代高踏詩集」(Le Parnasse contemporain)が発刊された。
第3共和制の1872年(54歳)に、上院図書館の司書となり生活が安定した。翌年韻文悲劇『復讐の女神たち』がオデオン座で上演された。
1883年(65歳)、レジオン・ドヌール勲章二等を受けた。1884年(66歳)、『悲劇詩集』に、アカデミー・フランセーズ賞が与えられた。1885年に詩王(Prince des poètes)に、1886年にアカデミー・フランセーズの会員に選ばれた。
1894年7月17日、滞在していたイヴリーヌ県ヴォアザン村(Voisins)の知人の別荘で、肺炎のため急逝した。パリ6区のサン・シュルピス教会に葬儀を執り行い、モンパルナス墓地に葬った。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ルコント・ド・リール」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Leconte de Lisle 」があります。




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