翻訳と辞書
Words near each other
・ シャングリ・ラ ホテル バンコク
・ シャングリ・ラ ホテル 東京
・ シャングリ・ラ ホテル東京
・ シャングリ・ラシンガポール
・ シャングリ・ラバンコク
・ シャングリ・ラホテルシンガポール
・ シャングリ・ラ・シンガポール
・ シャングリ・ラ・バンコク
・ シャングリ・ラ・ホテルズ&リゾーツ
・ シャングリ・ラ・ホテル・シンガポール
シャングリ=ラ
・ シャンゴ
・ シャンゴ (宝塚歌劇)
・ シャンゴンゴ空港
・ シャンシュン王国
・ シャンシー
・ シャンシー (ジュネーヴ州)
・ シャンジャー郡
・ シャンジュ橋
・ シャンジ・ヒベイロ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

シャングリ=ラ ( リダイレクト:シャングリラ ) : ウィキペディア日本語版
シャングリラ

シャングリラ()は、イギリスの作家ジェームズ・ヒルトン1933年に出版した小説『失われた地平線』に登場する理想郷(ユートピア)の名称。ここから転じて、一般的に理想郷と同義としても扱われている。
== 概要==
小説の設定ではチベットの未知の地域にある。ヒマラヤ山脈の西の果てを崑崙山脈のほうへ向かった辺りに、カラカル(Karakal)という名の8,500メートル以上の高峰があり、そのふもとの霧の漂う調和に満ちた谷間に、シャングリラという僧院が建っている。シャングリラに住む人々は普通の人々よりはるかに長生きし、老いる速さは非常に遅い。元は18世紀初頭にペローという名の宣教師が建てた僧院であったが、そこにラマ僧らが集まり、図書館やセントラルヒーティングなど最新式の設備が整えられ世界中の知識も蒐集する研究の地となった。
この小説により「シャングリラ」という言葉は有名になり、1930年代後半以後、ヒマラヤ奥地のミステリアスな永遠の楽園、外界から隔絶された地上の楽園というような語と同義になった。東洋の桃源郷とならんで理想郷の代名詞となり、東洋(オリエント)へのエキゾチシズムを駆り立てる語になった。また神秘主義の総本山と認知され、地球の中心にある理想郷のひとつアガルタの首都に通じるとも言われる。
チベットの古い聖典には、「Nghe-Beyul Khimpalung」という名で、シャングリラのような聖地が7つ登場する。そのうちの一つは、ネパール奥地のマカルーの麓の Makalu-Barun 国立公園の近くのどこかにあるとされる〔The Makalu-Barun National Park & Buffer Zone Brochure coauthored by Dr. Tirtha Bahadur Shrestha, Rabindra Man Joshi and Khagendra Sangam, Published by MBNP, July 2009〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「シャングリラ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Shangri-La 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.