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シャープレイ=シュービック投票力指数(シャープレイ=シュービックとうひょうりょくしすう、Shapley–Shubik power index)は1954年にロイド・シャープレーとマーティン・シュービックによって考案された〔Shapley, L.S. and M. Shubik, A Method for Evaluating the Distribution of Power in a Committee System, ''American Political Science Review'', 48, 787–792, 1954.〕、投票ゲームでのプレイヤーの投票力の分布を測る手法である。 シャープレイ=シュービック指数、シャープレイ=シュービックパワー指数とも呼ばれる。 立法機関や組織の執行部、株主、議員などの投票システムの投票者はN人ゲームのプレイヤーとみなすことができる。また、同じ選択をするプレイヤーが提携を形成すると考える。ここで、ある法を可決したり当選者を選ぶのに十分な投票を行えるような提携を勝利提携、それ以外を敗北提携と呼ぶ。〔訳語の一部を船木由喜彦,『エコノミックゲームセオリー』に拠った。〕 シャープレイ値に基づき、シャープレイとシュービックは提携の投票力は単にその大きさに拠るものではないと結論付けている。 この指数によって、表面上は明らかでない投票力の分布が明らかになることも多い。 ==概要== 提携(又は単独のプレイヤー)の投票力は、その提携が、投票結果を決定する最初の投票者となる投票順の並びによって測られる。〔Hu, X., An asymmetric Shaplay–Shubik power index, ''International Journal of Game Theory,'' 34, 229–240, 2006.〕 この投票力指数は0から1の間で正規化されている。ある提携の投票力指数が0であるということはその提携がゲームの結果(投票結果)に全く影響を及ぼさないことを意味する。 そして、投票力指数が1であるということはその提携の投票がゲームの結果を決定することを示す。 また、全てのプレイヤーの投票力指数の合計は常に1と等しい。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シャープレイ=シュービック投票力指数」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Shapley-Shubik power index 」があります。 スポンサード リンク
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