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堺ディスプレイプロダクト堺工場(さかいディスプレイプロダクトさかいこうじょう)は、大阪府堺市堺区にある堺ディスプレイプロダクト(旧シャープディスプレイプロダクト)の工場。 旧シャープ堺工場。シャープによって設立されたが、現在は鴻海グループの傘下である。 == 概要 == 旧新日本製鐵堺製鐵所の遊休地を利用し、世界最大規模(敷地面積約120ha)の液晶パネル及び太陽電池の工場として2009年に稼動した。堺工場ができるまでは、亀山工場がシャープの液晶の主力工場であり、葛城工場が太陽電池の主力工場であった。 稼働開始時に、当工場所在地の町名は、新日鐵の前身のひとつ八幡製鐵にちなんだ築港八幡町から、匠町と改められた。 液晶ディスプレイパネル工場についてはソニーとの合弁を見越してシャープディスプレイプロダクトとして分社化、 またガラス基板供給のためにコーニング、カラーフィルター供給のために大日本印刷と凸版印刷が構内に事業所を構えた。 設立以来巨額の赤字を垂れ流し、稼働率が低下した亀山工場とともにシャープの経営危機を招いたため、シャープは鴻海グループとの資本提携によって乗り切る策に出る。鴻海が亀山工場と堺工場を引き取るなどの話が出たが、交渉がまとまらず、資本提携の話も物別れに終わり、鴻海の郭台銘董事長が個人で堺工場のみを引き取ることになった。この経緯に関して郭台銘董事長が2014年に語ったところによると、当時鴻海はシャープ本体への出資を前提として堺工場に出資したが、堺工場への出資後にシャープ本体に隠された巨額の負債が明らかとなり、鴻海はシャープ本体への出資を取りやめざるを得なくなった。結果的にシャープに騙されて堺工場のみを引き取らされた、としている〔週刊東洋経済 ">鴻海トップ激白、「シャープにだまされた」週刊東洋経済 〕。 2012年にシャープが出資比率を下げたことにより、シャープディスプレイプロダクトは堺ディスプレイプロダクトと名を変え、郭台銘の投資会社であるSIO International Holdings Limitedが筆頭株主となった。 鴻海傘下となった2013年には稼働率85%、151億円の営業利益を計上し、黒字化〔旧シャープ堺工場が大幅利益、郭台銘氏が開示 - ディスプレー - 日経テクノロジーオンライン 〕。経営が改善した理由として、郭台銘董事長は「従業員が努力すれば報われると信じてくれた」ことを挙げた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シャープ堺工場」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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