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シャーラダー文字(シャーラダーもじ、、 シャールダー・リピ)は、カシミール地方一帯でかつて使われていた文字。グプタ文字の系統のアブギダであり、左から右に書かれる。サンスクリットおよびカシミール語を記すのに用いる。 現在、カシミール語は主にペルシア文字で書かれ、シャーラダー文字の使用はホロスコープに限られている〔Koul (2007) p.899〕。 == 歴史 == シャーラダーとはカシミール地方の女神で、サラスヴァティーの別名とされる。このため、カシミール地方は「シャーラダーの国」とも呼ばれる〔田中 (1981) p.204〕。 シャーラダー文字は8-9世紀ごろから刻文にあらわれる〔。古い写本ではバクシャーリー写本が有名である。カシミール地方の外にも広く分布し、アフガニスタンにもシャーラダー文字で書いたサンスクリット碑文が存在する〔Salomon (1998) p.153〕。 19世紀にシャーラダー文字で書かれた『新約聖書』がカルカッタで印刷されたことはあったが、一般には手書きによってのみ伝わる。 シャーラダー文字からは、商人が使うランダー文字が発展した。16世紀にシク教のグル・アンガドがランダー文字をもとにグルムキー文字を作った。最近まで西部ヒマラヤで広く使われたタークリー(タッカリー)文字もシャーラダー文字から発展してできた〔Masica (1993) p.143〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シャーラダー文字」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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