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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
シャーンタヌ(Śāntanu)は、インドの叙事詩『マハーバーラタ』の登場人物。クル王プラティーパとスナンダーの子。女神ガンガーとの間にを、サティヤヴァティーとの間にチトラーンガダ、ヴィチトラヴィーリヤをもうけた。また双子の兄妹クリパとクリピーを拾って養育した。 == 前世 == シャーンタヌの前世は、かつて王家に生まれたマハービシャという王仙で、インドラ神に認められて天界に住んでいた。あるときマハービシャがブラフマー神に仕えていると、風が吹いてガンガーの衣服の裾をまくり上げた。神々や聖仙はガンガーを見ないように目をそらせたが、マハービシャだけは恐れずに女神を見た。するとブラフマー神は怒って彼を呪い、人間界に転生するよう命じた。マハービシャはあわてて、クルの偉大な王仙プラティーパの子供(シャーンタヌ)になることを望み、認められた。 一方、ガンガーがマハービシャのことを思って歩いているとヴァス神群に出会った。彼らは仙に対して過失があったため、人間に転生するという呪いを受けて、下界に向かっているところだった。彼らは王仙プラティーパからシャーンタヌという子供が生まれるはずだから、自分たちは彼の子供として生まれるつもりだと語り、ガンガーに自分たちの母(つまりシャーンタヌの妻)になってはくれないかと頼んだ。ガンガーは奇妙な偶然に喜び、これを引き受けた。ところがヴァス神群たちは、自分たちが生まれたら罪を償うために川に沈めて水死させてほしいと言った。ガンガーはシャーンタヌに子供が残らないのは困ると言った。ヴァス神群は8神それぞれの精液を提供するので、それによって2人の望む子が生まれるだろうと約束した。 ガンガーは地上にやってくると、プラティーパ王のところに行き、王の右太股に座った。ガンガーは王の妻になることを望んだが、ガンガーの座った場所が右の太股だったので(右太股は妻ではなく息子や娘の座る場所)、王は自分の息子と結婚し、義理の娘になることを提案した。ガンガーはそれを受け入れ、その場で消えた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シャーンタヌ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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