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シュツルンツ分類 : ミニ英和和英辞書
シュツルンツ分類[しゅつるんつぶんるい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ぶん, ふん]
  1. (n,n-suf,pref) (1) part 2. segment 3. share 4. ration 5. (2) rate 6. (3) degree 7. one's lot 8. one's status 9. relation 10. duty 1 1. kind 12. lot 13. (4) in proportion to 14. just as much as 1
分類 : [ぶんるい]
  1. (n,vs) classification 2. category 

シュツルンツ分類 : ウィキペディア日本語版
シュツルンツ分類[しゅつるんつぶんるい]
シュツルンツ分類(シュツルンツぶんるい、、)は、ドイツの鉱物学者が1941年に『Mineralogische Tabellen』(鉱物学表)で著した、化学組成に基づく鉱物分類法。鉱物の組成、特に陰イオンに基づき、10のclass(族)に分類する。
# 元素鉱物自然金ダイヤモンドなど
# 硫化鉱物閃亜鉛鉱硫砒銅鉱など
# ハロゲン化鉱物蛍石岩塩など
# 酸化鉱物、:スピネル磁鉄鉱など
# 炭酸塩鉱物硝酸塩鉱物方解石孔雀石など
# 硼酸塩鉱物ホウ砂曹灰硼石など
# 硫酸塩鉱物クロム酸塩鉱物モリブデン酸塩鉱物タングステン酸塩鉱物石膏紅鉛鉱など
# 燐酸塩鉱物砒酸塩鉱物バナジン酸塩鉱物褐鉛鉱トルコ石など
# 珪酸塩鉱物トルマリンカオリナイトなど
# 有機鉱物蜜蝋石カルパチア石など
例えば、閃亜鉛鉱組成式はZnS(硫化亜鉛)であり、2族の硫化鉱物に分類される。10版分類では更に同数硫化金属としてC門に、更に亜鉛・鉄・銅・銀等化合物としてB科になどと細分類され、分類符号は2.CB.05aとなる(2族C門B科05群a系〔原田準平、1973年『岩波全書 鉱物概論(第2版)』ISBN 9784000211918、289ページ~を参考にして、classを族、divisionを門、familyを科、groupを群、seriesを系とした。〕)。
== 成立と改版 ==
フリードリヒ・ヴィルヘルム大学(現在のフンボルト大学ベルリン)鉱物学博物館の学芸員だったシュツルンツは、鉱物学的所蔵品を結晶の化学的性質に基づいて分類していた〔。1941年に著された『Mineralogische Tabellen』はその後数々の改訂が加えられ、1966年にクリステル・テニゾンが編集に参加して第4版が、1966年にA・S・ポヴァレニアクによる修正が加えられてロシア語版が、1972年に英語版が刊行され、最終的には2001年の第9版を数えるに至った。今日では、〔Strunz Classification 〕のジェイムス・A・フェライオーロの責任で、フーゴ・シュツルンツと によるニコル・シュツルンツ鉱物学表(未刊第10版)の控えがwebmineral.comで提供されている〔Minerals Arranged by Nickel–Strunz (10 ed) Classification 〕。国際鉱物学連合の新規鉱物命名分類委員会 (IMA/CNMNC) はニコル・シュツルンツのデータベースを支持している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「シュツルンツ分類」の詳細全文を読む




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