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シュファクス : ウィキペディア日本語版
シュファクス

シュファクスSyphax紀元前3世紀頃)は、ヌミディアの西王国マサエシュリのシファチェともいう。
シュファクスが即位した当初、ヌミディアはローマと同盟を結んでいたが、第二次ポエニ戦争が始まると、妻のの進言によってカルタゴと手を組んだ。ソフォニスバはカルタゴの将軍ハスドルバル・ギスコの娘である。
ローマ軍の司令官大スキピオがアフリカに上陸すると、ヌミディア・カルタゴの同盟軍は大敗し、シュファクスは捕虜となった。ローマ軍はヌミディアを制圧し、ローマの後見を得たヌミディア東王国マッシュリの王マシニッサが全ヌミディアの王となった。大スキピオは、捕らえたシュファクスをローマに送り、彼は紀元前203年あるいは紀元前202年にローマで死んだ。
チュニジアの都市スファックス(Sfax)は、彼の名前が由来である。
== 関連項目 ==

*『ソフォニスバ、驚くべき女人』 - シュファクスが登場する戯曲。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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