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シュライバーサイト()は鉱物の一種。化学組成は (Fe, Ni)3P、結晶系は正方晶系。 == 産出地 == 鉄隕石中に含まれ、地球上では滅多に生成しない〔。スロバキアで発見されたマグラ隕石、ロシア東部で発見されたシホテアリニ隕石で見つかった他、月面等でも見つかっている〔Hunter R. H. and Taylor L. A. 1981: Rust and schreibersite in Apollo 16 highland rocks - Manifestations of volatile-element mobility - 〕。 == 性質・特徴 == 化学組成が、鉄とニッケルのリン化物という珍しい鉱物である。完全な001劈開を持ち、色は銅色、真鍮色から銀白色まで様々である。密度は7.5、硬度は6.5から7である。金属光沢と濃灰色の条痕を持ち、不透明である。 == サイド・ストーリー == 鉄隕石中のこの鉱物を最初に記述した人物の一人で、オーストリア人博物学者のカール・フランツ・リッター・フォン・シュライバースにちなんで名付けられた〔。 アリゾナ大学における研究では、シュライバーサイトやその他のリンを含む隕石鉱物は、地球上の生命にとって重要なリンの究極的な起源であった可能性を示している〔Report of U of A Extra-terrestrial Phosphorus 〕〔The Limits of Organic Life in Planetary Systems (2007): The Origin of Phosphorus 〕〔 Life's Fifth Element Came From Meteors: Discover Magazine (January 2005) 〕。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シュライバーサイト」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Schreibersite 」があります。 スポンサード リンク
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