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シュルクーフ級駆逐艦()は、フランス海軍の駆逐艦の艦級。計画艦型番号はT-47〔〕。 == 設計 == 本級は、第二次世界大戦で壊滅した駆逐艦戦力再建のための戦後初の国産駆逐艦として、1949~1952年度計画で12隻が建造された〔。次世代空母の直衛などを想定した艦隊護衛艦であり、他の欧州諸国の駆逐艦よりも大型とされた。そのコンセプトを含めて、大戦期のル・アルディ級との類似性が指摘されている〔。 対空・対水上兵装主体の汎用艦であり〔、主砲としてはModèle 1948 54口径127mm連装砲を採用、艦首甲板に1基、艦尾甲板および上部構造物上に背負式に1基ずつの計3基を搭載した。Mle.1948はフランス製の両用砲であるが、アメリカ製の54口径5インチ単装速射砲と弾薬の互換性があり、最大発射速度18発/分、最大射程22,000 mの性能を備えていた。高角砲としては、ボフォース社のM/50 60口径57mm連装砲を国産の砲塔と組み合わせたModèle 1951が採用され、艦橋直前と中部上構上に1基ずつ配置された〔。 一方、対潜兵器については、当初計画ではごくわずかな配慮しかなされておらず、対潜爆雷の投下軌条が設けられたのみであった。対潜戦の要請の増大に伴い、イギリス製のヘッジホッグやスキッドなど対潜迫撃砲の搭載も検討されたものの、結局は、対水上用の550mm魚雷発射管に対潜誘導魚雷の運用能力を付与するのみとなった〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シュルクーフ級駆逐艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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