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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
シューティングブレーク(Shooting brake)とは、乗用車のボディ形状の一種。時代によって意味が異なる。 現代では主にスポーツクーペの要素を持つスリークなステーションワゴンに対して用いられる〔Four-wheel-drive Ferrari shooting brake revealed 〕。主に3ドア(2ドア+バックドア)であるが、5ドア(4ドア+バックドア)でもシューティングブレークと呼ばれる場合がある。 元々は19世紀から20世紀初頭に英国で使われた狩猟用のオープン馬車(キャリッジ)のことを指した。 1910年代になると、狩猟用としてコーチビルダーがロールス・ロイスなどのシャシを使い木製(及び木骨鋼板張り)ボディで少量生産する車両のことを指すようになった。その後狩猟だけでなく多用途に使えるシューティングブレイクが登場し、エステートやステーションワゴンと同義語になっていった〔Illustration of a shooting brake and the specific type of 'shooting party' which used them 〕。 単に「ブレーク」という用語は、フランス車を筆頭に、通常のステーションワゴンに対して用いられることが多い。フランス以外のメーカーでも、ブレーク(またはブレク)、アルファベットでは「brake」や「break」(綴りは国によって異なる)を用いる例がある。 == 歴史 == ブレーク(英:brake、仏:break)とは、19世紀に若馬の調教 (breaking) に使われていたボディのないフレームだけのキャリッジのことを指す言葉で、後方に取り外し可能なシートをつけて乗客を乗せることもできた。 シューティングブレークとは、ブレークに狩猟者(スポーツマン)用の座席を設け、さらに猟犬や猟銃、弾薬、獲物を積み込めるようにしたものである。ブレークの左右に縦(前後方向)に固定したベンチを付け、対面で人が座れるようにしたタイプのキャリッジをワゴネットと言い、シューティングブレークにもワゴネットタイプがある。馬車ではなく初期の自動車でも似たタイプがあり、 のシューティングブレークや、1912年のハドソンModel 33などがある。 1910年代になると、狩猟用としてコーチビルダーが生産する木製ボディの車両をシューティングブレークと呼ぶようになった。ロールス・ロイスやベントレーなどのシャシーを使った2ドアのものが代表的である〔。 1930年代になると狩猟だけでなく客の送り迎えにも最適であるとする「エステートカー」という言葉が生まれ〔、シューティングブレークはより多目的な車両を表すようになっていった。 2006年版のChambers社の英英辞書では、シューティングブレークはエステートやステーションワゴンの古い言い方とされている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シューティングブレーク」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Shooting-brake 」があります。 スポンサード リンク
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