翻訳と辞書
Words near each other
・ ショウナンアデラ
・ ショウナンアルバ
・ ショウナンカンプ
・ ショウナンタキオン
・ ショウナンパントル
・ ショウナンパンドラ
・ ショウナンマイティ
・ ショウナンラグーン
・ ショウナ・サンド
・ ショウニー・スミス
ショウノウ
・ ショウノウ油
・ ショウハンゲ加ブクリョウ湯
・ ショウバイ湯
・ ショウバク
・ ショウパン
・ ショウビズ
・ ショウビン上科 (Sibley)
・ ショウビン亜科
・ ショウビン科


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ショウノウ : よみがなを同じくする語

小脳
小農
樟脳
笑納
ショウノウ : ミニ英和和英辞書
ショウノウ[しょうのう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ショウノウ ( リダイレクト:樟脳 ) : ウィキペディア日本語版
樟脳[しょうのう]

樟脳(しょうのう)とは分子式 C10H16Oで表される二環性モノテルペンケトンの一種。カンフル()あるいはカンファー()と呼ばれることもある。IUPAC命名法による系統名は 1,7,7-トリメチルビシクロヘプタン-2-オン、また、母骨格のボルナンが同命名法における許容慣用名であるため、そこからボルナン-2-オン(bornan-2-one)、2-ボルナノンなどの名称が誘導される。ほかの別名は、1,7,7-トリメチルノルカンファー、2-カンファノン、2-カンフォノン、またはカラドリル。
== 性質と存在 ==
樟脳は融点 180、沸点 208の白色半透明のロウ状の昇華結晶であり、強い刺すような樹脂系の香りを持つ。クスノキ精油の主成分であり、他にも各種の精油から見出されている。クスノキはアジア、特にボルネオに産することから、樟脳の別名の起源となっている。
また初期の有機化学において、この化合物は精油から容易に得られる結晶性テルペノイド化合物の中でも代表的なものであったため、camphorは他の精油から得られた結晶性テルペノイドの総称としても用いられた。テルペノイド化合物の研究でノーベル化学賞を受賞したオットー・ヴァラッハは"Terpen und Camphor"という題名の書を著しているが、このCamphorはそういった結晶性テルペノイド化合物の総称として用いられている(一方、Terpenは液体テルペノイド化合物の総称として用いられている)。また、他の植物の精油から得られた結晶性テルペノイド化合物を植物名+camphorで命名することもしばしば行われた(この場合の camphor は「脳」と訳される)。代表的なものにmint camphor 薄荷脳(メントール)やborneo camphor 龍脳(ボルネオール)などがある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「樟脳」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Camphor 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.