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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ショックコーンとは超音速機のエアインテイクに設置されるものである。 ==目的== 超音速の気流がそのままエンジンに入ると一見好都合に思えるかもしれないが、実際にはインテイク入口からエンジン内部にかけて複雑な衝撃波を発生させることとなり、吸気効率が著しく低下してしまい、さらに空気抵抗も増大し圧縮機の駆動に必要な動力も跳ね上がるため非常に効率が悪化し、エンジン損傷の原因にもなる。これを防止するためにインテイク手前で意図的に数段の斜衝撃波を発生させ、徐々に気流を減速かつ圧縮して亜音速としてからエンジン内部へと送り込む。 しかしいかに超音速機といえども離着陸時には亜音速以下になるため、超音速にしか対応できないのでは具合が悪い。また超音速飛行でも常に同じマッハ数で飛ぶとは限らないため、低速から超音速(最高速度)まで対応可能なように動かせるものがほとんどである。ただし性能を犠牲にして固定式とされたものも一部に存在する。 またラムジェットエンジンにおいては圧縮機が無く、前進速度によるラム圧でのみ吸気を圧縮するという性質上、低速では効率が非常に悪いため亜音速以下での飛行には全く向かず、超音速以上でなければその実力を発揮できないので、ショックコーンが持つ意味は非常に重要である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ショックコーン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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