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ショットピーニング : ミニ英和和英辞書
ショットピーニング[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ショットピーニング : ウィキペディア日本語版
ショットピーニング[ちょうおん]

ショットピーニング (Shot Peening) とは、機械工作における噴射加工の一種で、無数の鋼鉄あるいは非鉄金属の小さな球体を高速で金属表面に衝突させることで、塑性変形による加工硬化、圧縮残留応力の付与を図る処理である。
==加工方法==
ショットあるいは投射材と呼ばれる粒状物を〔、空気圧または遠心力により投射して被加工物にぶつけることにより加工される〔。ショットの種類は被加工物の特性や得ようとする特性に応じて選択される〔。特にショットの比重粒度硬さが影響を与える〔。鋼球のショット材の場合は、直径0.2 - 4mmの大きさのものなどが使用される〔。投射される鋼球のスピードは、40から数百m/s程度である。
ショット衝突により被加工物表面に加工硬化、金属組織の変態が生じる〔。また、ショット衝突により被加工物表面は凹み、押し伸ばされるが、周囲の非変形部により拘束されるため、圧縮残留応力が発生する〔。深い硬化層は大きな鋼球を、浅く硬い硬化層は小さな鋼球を速いスピードで投射することで得る。
ほぼ同じ手法を用いる表面処理としてサンドブラストショット・ブラストがあるが、こちらは主に表面研削や付着物除去を目的としており、表面硬化等を目的に特化したものではないため区別される。
冷間加工の一種に該当し〔、同じく冷間加工の一種である表面ロール加工も同様な効果を得ることができる。
歴史的には19世紀以前より、ボイラーなどの鋼板を金槌で叩くことにより強度および耐久性が向上することは知られていた。
なお我が国でショットピーニングが知られるようになるのは、戦後のことであり航空機エンジンのバルブスプリングや機関銃のスプリングの耐久性が欧米のショットピーニング加工されたものに比べ劣りエンジン故障や暴発事故が多発し稼働率を低下させていたのは有名な話である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ショットピーニング」の詳細全文を読む




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