|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
パスタ()は、日本語の「麺類」とほぼ同義の概念をもつイタリア語で、スパゲッティ、ペンネ、ラザニアなどを含む。イタリア料理の主要な要素のひとつ。主な原料は小麦粉(特にデュラム小麦)で、他に水、塩、鶏卵などが用いられる。 パスタは大きく分けると2種類に分類でき、スパゲッティに代表される麺状のロングパスタと、マカロニに代表される小型のショートパスタがある。他に団子状や板状のものもある。 イタリアには地方独特のものも含め650種類ものパスタがあると言われており、毎年のように新しい種類が発表されている。乾燥パスタが多く市販されているが、家庭で生パスタを手打ちすることも出来る。 == 語釈 == イタリア語 はいくつかの異なる意味を持っている。いずれも、英語 、フランス語 や、英語 、フランス語 、イタリア語 などと同じ語源をもち、俗ラテン語の (生地、練りもの)に由来するものである。 # イタリア料理の主食の一つである、小麦粉などを主体とした練り物(生パスタ)、およびそれを乾燥した製品(乾燥パスタ)を指す。より厳密には、パスタ・アリメンターレ(「食用の 」の意)と呼ぶこともある。日本語の「麺」に近い用法だが、細長い形状にこだわらない点が異なる〔細長い形状にこだわらないという点では、むしろ中国語の「」(簡体字「」)に非常に近いと言える。〕。うどん、ラーメンも、イタリア語話者から見れば「日本の pasta」ということになる。 # やや広義の用法として、菓子類も含め、小麦粉を使ったいわゆる粉物の生地全般を指す。各種のパン、ピザ、フォカッチャ、各種ケーキ類やマルチパンなど、さまざまな生地を含む。俗ラテン語の原義に最も近い用法。 # とくに菓子類において、生地を焼いて出来上がった製品の種類を指す場合がある。 # 派生義として、食品以外のものも含め、ペースト状の製品や物質全般を指す用法がある。日用品の例としてパスタ・ダッチューゲ(アンチョビのペースト)、パスタ・デンティフリーチャ(練り歯磨き)など。 日本語や英語などでの用法は上記 1. に近く、加えて 1. のパスタを使った「パスタ料理」を単にパスタと呼ぶことも多い。本項ではこれらの用法にもとづいて解説している。 なお、類語としてパスタシュッタがあり、上記 1. とほぼ同じ意味で使われたり、乾燥パスタの別名などとされることがあるが、これは本来、「スープパスタ以外のパスタ料理」を指す言葉である。 スープパスタ(パスタ・イン・ブロード)が最も一般的なパスタの献立であった時代に、パスタをスープに入れる代わりにソースをかけて食べる食べ方を明示的に「パスタ・アシュッタ」(乾いたパスタ)と呼んで区別した名残りなのだという〔Emily Wise Miller - A Food Lover in Florence 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パスタ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Pasta 」があります。 スポンサード リンク
|