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シラタマカズラ ''Psychotria serpens'' L. は木や岩に這い上るアカネ科の植物。丸くて白い果実を沢山つける。 == 特徴 == 付着根で基物に張り付いて這い上る藤本〔以下、記載は主として佐竹他(1989),p.204〕。全株無毛。茎には節があって葉を対生する。托葉は長さ3mm、卵形から卵円形で先端が小さく2裂している。葉は革質で倒披針形から倒卵状楕円形、長さ1.5-4cm、幅は約3mm、先端はやや尖り、基部は次第に狭まって長さ2-4mmの葉柄に続く。 花期は5-7月、枝の先に散房状の集散花序を出し、まばらに多数の花を付ける。苞葉はごく小さくて広三角形。萼は倒三角形で長さ0.8mm、幅1.5mmで先端は浅く5裂する。花冠は白色で短い漏斗形になっており、筒の部分の内側には白い軟毛が一面にあり、先端は5裂し、それぞれ平らに開く。個々の裂片は狭卵形で長さ2mm、先端はやや尖り、両面共に無毛。 液果は球状楕円形で長さ4-5mm、先端には萼の歯が残り、熟すと白くなる。種子は楕円形で、長さ4mm、背面には縦に3本の稜が走る。 和名は果実の色と形による。別名にイワズタイがあり、これは「岩伝い」の意で、茎が這っていくことによる。ほかに果実に味がないことから、「ワラベナカセ(童泣かせ)」ということがあるとのこと〔牧野(1961),p.584〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シラタマカズラ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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