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不知火
1. (ateji) (n) phosphorescent light 2. mysterious lights on the sea 3. sea fire ===========================
シラヌヒ(不知火)は、ミカン科ミカン属の柑橘類のひとつ、「清見」と「ポンカン」の交配により作られた品種である。 日本における2010年の収穫量は42,440 トンであり、熊本県、愛媛県、和歌山県、広島県、佐賀県の5県で全国の生産量の8割を占める〔農林水産省特産果樹生産動態等調査 2013年7月22日閲覧〕。 == 果樹の栽培歴史 == 1972年、長崎県南高来郡口之津町(現・南島原市)にある農林水産省果樹試験場口之津支場(現・独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所カンキツ研究口之津拠点で、「清見(きよみ)」タンゴールと中野3号「ポンカン」を交配して誕生した。 果形は果梗部にデコが現われやすく不揃いになりやすく、果皮は見た目が粗く成熟するとややくすんでしなびるなど、外見上の弱点が目立ち育成試験場では選抜対象とはならず品種登録はされなかった。 その後、熊本県宇土郡不知火町(現・宇城市)に伝わり、品種名を「不知火」として栽培の取り組みが始まった。古くから甘夏の産地として知られていた不知火町および周辺地域では1975年頃から甘夏に代わる柑橘を模索していたという事情も重なって、不知火海(八代海)沿岸の宇土半島、天草諸島、葦北地方などを中心に広がり、その後、鹿児島県、愛媛県(八幡浜市、伊方町、松山市など)や広島県、佐賀県、和歌山県、静岡県等の全国へと普及していった。 なお、同じものが韓国の済州島へ渡って特産品となり、漢拏峰(ハルラボン)という名前で生産されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シラヌヒ」の詳細全文を読む
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