|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ラン : [らん] 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)
コリアンダー(coriander、学名:''Coriandrum sativum'' L.)はセリ科の一年草である。 == 名称 == 属名はラテン語から(下記参照)。種小名はラテン語で「栽培種の」といった意味。 和名「コエンドロ」は現在ではほとんど使われないものの、鎖国前の時代にポルトガル語()から入った古い言葉である。「コスイ」胡荽、「コニシ」はコエンドロが用いられる以前の呼称である。延喜式、和名抄などに朝廷料理で生魚を食べる際に必ず用いる薬味として記載がある。 一般には、英語に従って、果実や葉を乾燥したものを香辛料として「コリアンダー」()と呼ぶほか、1990年代頃からいわゆるエスニック料理の店が増えるとともに、生食する葉を指して「パクチー」()と呼ぶことが多くなった。 また、中華料理に使う中国語由来で生菜を「シャンツァイ」(; )と呼ぶこともある。中華料理にも使われることから、俗に「中国パセリ」()とも呼ばれることがあるが、パセリとは別の植物である。中国へは張騫が西域から持ち帰ったとされ〔『慧琳音義』巻70などに引く張華『博物志』にこの説が見える。ただし現行の『博物志』では張騫が胡桃をもたらしたという話はあるが、胡荽に関する記載はない〕、李時珍の『本草綱目』には「胡荽」(こすい)の名で記載がある。 英名 は属名にもなっている に由来し、さらに () へ遡る。 後者の原語を指して「ギリシア語でカメムシを意味する〔柴田書店『カレーのすべて』柴田書店、16頁、ISBN 978-4-388-06022-1。〕」などと紹介されることが非常に多いが、これは誤りで、 もまた「コリアンダー」を指す言葉である。カメムシ云々はおそらく下記の“説”の誤伝が広まったもので、一種の幽霊語源といってよいであろう。 自体の語源については、キャラウェイまたはクミン〔いずれも Cuminum 属で、たがいによく似ている。〕を意味する / (/) の関連語だとする〔Coriander / Gernot Katzer's Spice Pages 〕考察がある一方、「匂いがカメムシに似ている〔稲川俊文編集『花の名前』 婦人生活社、118頁、ISBN 4-574-80336-3。〕」として、近縁で類似の臭気をもつトコジラミ(南京虫)を意味する () に関連づけられることも多いが、たとえば博物学の始祖的名著とされるアリストテレス『動物誌』を見ても、 はノミやシラミとともに登場はする〔 この英訳 では第5巻31章に登場し bugs と訳されている。 該当箇所の原典はこちら。 〕もののその臭気に関する解説は一切見られず、それが”臭い虫”として古代ギリシア人に意識されていたとは、少なくとも一般的な資料からは知ることが難しい。 その他、各国語の名称については#葉も参照のこと。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コリアンダー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Coriander 」があります。 スポンサード リンク
|