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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 語 : [ご] 1. (n,n-suf) language 2. word
サライキ語(、ペルシア文字: )はインド語派に属する言語である。サラーエキー語、サラーイキー語、シライキー語、シラーイキー語とも呼ばれる。英語の綴りとしては、Seraiki、Siraiki などがある。 == 分布と地位 == サライキ語はパキスタンのパンジャーブ州南西部で話されている言語で、ムルターンやバハーワルプルを中心とする。この地域はシンド州に地理的にも歴史的にも近く、その言語もパンジャーブ州都のラホールのパンジャーブ語とは大きく異なっているが、サライキ語は公式にはパンジャーブ語の方言とみなされてきた。 20世紀はじめ、ジョージ・エイブラハム・グリアソンはインド言語調査において、パンジャーブ州西部の言語にラフンダー語という名前をつけ、パンジャーブ語とは別の言語とした。サライキ語はラフンダー語の南部方言に相当する。 第二次世界大戦後、公用語はウルドゥー語となり、サライキ語の文化語としての地位はきわめて低かった。また、ラホール中心主義に対する反発もあり、1960年ごろからサライキ語を独立した言語として認めさせようとする政治運動が起きた。運動のおきた主な原因は、単なる言語の問題ではなく、ラホールにくらべて開発がたちおくれていることにあった〔Javaid (2004) p.50〕。1970年にはサライキ語のラジオ放送がはじまり、1971年にはサライキ語を国勢調査の言語の欄に書けるように要請したが却下された〔Shackle (1977) p.397〕。パンジャーブ語をパンジャーブ州全体の初等教育で教えることが決まると、これに反発して1975年に全パキスタン・サライキ文学会議が開催された〔Shackle (1977) p.398〕。1981年にはじめてサライキ語は国勢調査の対象としての独立した言語と認められた〔Javaid (2004) p.46〕。サライキ語圏を独立した州にする政治運動が行われ、1983年には「サライキスタン」という仮の名前がつけられた〔Javaid (2004) p.51〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サライキ語」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Saraiki dialect 」があります。 スポンサード リンク
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