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アザミ属(アザミぞく、)はキク科の属の一つ。 ==特徴== 多年草または一年草で、葉は縁がとげ状を呈し、葉が極端に深く裂けるものがある。 アザミ属の花は虫媒花で、花粉と蜜によって虫を誘う。頭状花序(花)は多数の筒状花からなり、多くの種で、一つの筒状花は中心に細長く伸びるめしべとそれを筒状にすっぽり包むおしべを備える。虫が花に止まるとおしべがひっこんでめしべと擦れ、花粉が外にかき出される〔「アザミの頭花(ノアザミ)」(写真注)、『週刊朝日百科植物の世界』2(アザミ ノジギク ハマギク)1-37頁。〕。しかし一部には、両性を備えた個体と、おしべに花粉がない、つまり実質的に雌花である個体との、2つの型を持つ。さらに一部には、雌花だけを作る草と、雄花だけを作る草に分かれる雌雄異株の種がある〔川窪伸光「日本でも発見されたアザミの「雌」」、『週刊朝日百科植物の世界』2(アザミ ノジギク ハマギク)1-39頁。〕。花の色は主に紫色である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アザミ属」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Cirsium 」があります。 スポンサード リンク
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